2015年6月26日金曜日

グリットタイインバーター君(SY-GWV-600W) 波形測定してみた

グリットタイインバーター君(SY-GWV-600W) 内部構造について」で大まかな構成が分かったのでハンディオシロで測定したかったのですが、ICテストリードが無かったのでamazonで購入しました。



構成図は

☆ インバーター部のスイッチング動作の確認
 ・測定ポイントは左から2番目のFETのG-S間電圧

 ・単純に交流50Hzに合わせてOn/Off動作を行っています。
 ・GTIのスイッチ位置に係わらず、コンセントに繋いだ時点でスイッチ動作は開始されていました。
 ・ゲート電圧は11V、若干ONの時間が少なくなっています。

☆ DC-DCコンバーター出口
 ・測定ポイントは逆流防止ダイオードの手前。コンデンサの両端の電圧。

 ・動作していないときは0Vですが、スイッチを入れると波が出てきます。
 ・インバーターの停止期間(+と-がクロスする部分)に電圧が上がっています。上限に張り付いていないところを見ると常に一定のパワーで出力しているのではなく、ACと同期してDC-DCコンバーターも動作しているように見えます。
 ・商用電源のピーク電圧が141V付近なので少し高めの値になっています。ダイオードを通過すると良い感じになるのかな?


残念ながらDC部FETのG-S間電圧はテストクリップが届かず測定できませんでした。次の機会にチャレンジしたいと思います。

※注意 ハンディオシロの波形をパソコンに取り込んでいますが、ハンディの長所を生かしてバッテリ駆動で浮かした状態で測定し、測定後にパソコンに取り込んでいます。交流は片側がアースに落ちているので直接接続すると大変危険です。ご注意を!!

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