2023年2月18日土曜日

【改造】SK1500-148-PF1にリモコン CR-6を接続してみた

 前回の実験でCR-6を接続できることが分かったので、専用ケーブルを作成してみた。

ケーブル作成とは別に、本体側も修正が必要な場合があります。
バックボード基板のJP1を接続。面倒なので半田ブリッジ(*´ω`*)

本体裏のコネクタ(モレックスのMicro-Clasp)から
RJ10モジュラーコネクタのケーブルを作成します。
接続は下の写真で左から同じ順番で接続する。
左から【1】黄、【2】緑、【3】赤、【4】黒

完成はこんな感じ。

2023年2月5日日曜日

【実験】DENRYO CR-6 24V用を48Vインバータ(SK1500-148-PF1)で使ってみた

 過去の実験で12V用と24V用は中身同じでした。
48V用も同じような気がするのですが、確信がもてず試せずにいました。
今後出回ることも無さそうなので、意を決してみる。

【追記注意 5Vを作成するKIA494AFTL494の入力範囲は7~40V、最大定格41Vということが後日判明しました。本記事はたまたま動作しただけですのでご注意願います。

CR-6までは4本線。信号線はRS-232Cなので、問題は電源ラインの1本のみ。
DC入力そのままではないが、同じ値が来ている。

たどっていくと、ヒューズ(JK60-025)を経由してFETらしき部品に接続されています。
6861 3371Gってのが良くわからないのですが、CED6861だとするとP-ChannelトランジスタでMax60V。製品の上限60Vに対して使うかなぁ、うぅぅむ。

このヒューズどっかで見たなぁと思っていたら、SK1500-148-PF1のRemote端子周りで使われていました。共通の部品を使っているのは48V同じ説には心強い(*´ω`*)

希望が見えてきたので、低い電圧で試して見よう。
変換ケーブル作るの面等なので、本家から借用。
動きますね。( ̄ー ̄)ニヤリ

インバータ停止電圧 62V付近まで試したが、動いてくれた。

SK1500-148-PF1のREMOTEは設定のみで使われていたようで、CR-6で使う場合はJP1接続する必要があります。今後のことを考えるとモジュラーコネクタに交換するのも良いかもしれない。

【故障修理】DENRYO SK350-148 再スタート

前回は電源ラインのノイズを特定できずに放置
3年経過しどのくらい成長したかの意味を込めて修理していきます。

 当初 IGBTまわりの駆動ノイズと思われていましたが、制御基板含めそれ以外と判明。
IGBTドライバ以降外してみましたが、相変わらずノイズ発生。


 中央のトランスでIGBTドライバ用の3電源を作成しているのですが、元電源は、制御基板側のトランスから供給されているようです。

上記はD-S間ですが、G-S間にもそこそこノイズがきています。

試しにMOS FET IRF640Nを交換してみましたが症状変わらず。
次にトランス2次側を切り離してみる。

D10外しても変わらず、D8外すとノイズが治まった! 
次にD8,D10戻してL78L05 外してみます。これで5Vライン停止
微妙な感じ。
んで、色々やっているうちに直ってしまった。(*'▽')
タイミング的にD5を外して戻したあたりから復活したような気がする。
もしかしたら半田不良による接触不良があったのかもしれない。気味が悪いのでトランス周辺半田手直して完了。

電源周りの問題が解決したのでIGBTを戻すのたが、
試行錯誤していく中で2個破壊してしまったので新規購入。
う~ん、ゲートの閾値が違うのでリマーク品かなぁ(*´Д`)
特性が異なるので、4個とも交換とする。
動作確認。初期のシューっていうヤバい音はなくなったが、コイル鳴きは引き続き発生。
制御電源、IGBT周り問題なし。出力波形もいい感じなのでOKとする。

【基本動作】
・メインスイッチ   OK(1:通常、2:リモート)
・外部コントロールユニット 未対応
・制御基板起動電圧   OK(20.2V)
・電圧によるLED表示  未対応
・低電圧アラーム&停止 OK(41.1V)
・高電圧アラーム&停止 OK(60.6V)
・AC電圧       OK(100.2V、60.0Hz ⇒ 100W負荷 99.7V、60.0Hz)

【設定機能】
・周波数切替       OK
・パワーセーブ設定     未対応
・電圧切替         未対応

【負荷テスト】
・100W負荷テスト   OK(1時間程度)
・温度上昇に伴うファン OK
・負荷上昇に伴うファン OK
・250W負荷テスト    OK