前回までのあらすじ
・【出品者情報】インジケ-タ-ランプ点灯・警告音 ⇒
マイコン 正常
・
ヒューズ、IGBT、FET 正常
主要部品の正常性を確認できたので上部基板を動かしてみた。
結果はインジケータランプ
[1]赤、[2]緑、[3]赤点滅
マニュアルを確認すると、
[1]DC入力11.0V以下、[2]出力範囲正常、[3]入力不足
そういえばDC入力周り汚れていたな・・・・・
む! 緑青噴いてるではないですか ( ゚Д゚)
パターンの色が変わっているところを確認するとペリペリ剥がれてきて、パターンが錆びています。
部品の下も気になったので取り外して確認してみました。空冷ファンの電源と外部コントローラのコネクタ、あとDC入力の+側が通っているようです。
錆はそれほどひどくなく、軽く擦れば取れる程度ですが細い線は切れかかっています。
いや、切れています!
パターンは半田メッキし、切れたパターンは単線で補修しました。
この状態で動作確認するとインジケータランプに変化が出ました!
[1]緑、[2]緑、[3]橙
[1]DC入力正常、[2]出力範囲正常 正常、[3]起動ステータス異常
まだ何かありそうです。気を取り直して下段の基板も確認するとステータス[1]赤、[2]緑、[3]赤点滅。基板も同様に錆びておりDC入力の+側のパターンが切れていました。
こちらも修復後は[1]緑、[2]緑、[3]橙と同じ動作。
もしや、組み立てると動くかな?
動いた~~!! (≧▽≦)
待機電力は42Wとかなり高め。
(追記 しばらくすると2.78Aと3Aを切る程度で安定しました。約36W)
電流5Aでやっと動きました。今更ですが、インジケータ[3]橙は電流不足も要因だったのかもしれません。待機時電流3.22Aはマニュアルからも正常の範囲内なのでいい感じです。
部品交換なしに修理できたのはラッキーでした。次は動作チェックですね。