2017年3月31日金曜日

2月、3月 実績

引っ越しの準備に追われて、気が付けば3月も終わりです。2ヶ月分の更新をしなければ^^;

ただ、ブログとしてはどんよりとした2月と陽気な3月の比較が出来るので面白かったりします。2号発電所のピークカットも始まりました。

総発電量
2月 507KWh
1KWあたり発電量 40.38KWh、1日平均発電量1.44KWh
日照時間(羽茂)は平年比 91.5%、新潟市の日射量は平年比 97.3%

3月 1,225KWh
1KWあたり発電量 95.55KWh、1日平均発電量3.41KWh
日照時間(羽茂)は平年比 133.2%、新潟市の日射量は平年比 108.0%

新潟市日射量
発電量推移

パワコンの動作状況
7~17時の1時間毎発電量を元にパワコンの稼働率を求め、累積グラフにしました。
2月
 1号発電所 最大 85% 平均  15.0%
 2号発電所 最大 98% 平均  20.7% 最大発電 0時間
3月
 1号発電所 最大 89% 平均  32.7%
 2号発電所 最大100% 平均  44.3% 最大発電 5時間

2017年3月14日火曜日

我が家の携帯用充電器セットの紹介

東北の震災から6年ということもありますので、我が家の携帯用充電器を紹介します。
上から、
 ・LEDライト XML-L2
 ・18650×3個 リチウムイオンバッテリ

利用時はこのように接続し、太陽光パネルで発電した電気を18650電池に充電し活用します。

【LEDライト XML-L2】
明るさ3段階とフラッシュ、SOSの5モードで、ズームにより遠方まで照射することが可能です。動作時間は付属の電池でハイモード 2.5~3時間、ローモード 5.5~6時間と記載されています。電池は18650が付属します。
一灯ですが、かなり明るいです。

【TOMO モバイルバッテリ M3】
一般的に市販されているモバイルバッテリと異なり、電池を交換できます。電池は先ほどのLEDライトの18650電池。あまり一般的ではありませんが、ノートパソコンの電池も中身は18650電池なので緊急時の調達は比較的容易です。最大3本搭載できますが、一本でも動作します。
液晶ディスプレイで大まかな残量を確認できます。
充電はマイクロUSB、出力は通常のUSBで2Aと1Aがあります。
供給時は電流表示に切り替わります。
2本と3本で悩みましたが、携帯メインなら2本が良いでしょう。

2017年3月9日木曜日

【リーフバッテリを使った独立型システム構築】ヒューズボックスの破損⇒改善

リーフのリチウムイオンバッテリを活用した独立型太陽光システム構築に向け一歩一歩進めています。

まとめ記事はこちら

今回の記事はどう書こうか悩みましたが、ありのままに記載したいと思います。

まずはこちらの写真を見てください。一部撤去してありますが、上段中央のヒューズが溶解してしまいました。25Aヒューズのまま28~29Aを流したのが直接の要因ですが、自分の用途としては300W程度しか使わないため、ヒューズボックスを簡易なものにしていたのをすっかり忘れた結果が主要因です。また、自動車向けのヒューズの場合12V用と24Vの記載が明確になされておらず、恐らく12V用のヒューズを使ってしまったと思われます。幸い負荷テスト中だったので直ぐに対処出来ましたが、一歩間違えたらヤバかったです。写真に撮り忘れましたが、破損の再現試験として30Aヒューズにてシングルとダブルを実験してみました。この写真はダブルの実験写真です。
温度を確認すると64℃まで上昇しています。シングルの場合は100℃を超えたので途中で止めました。通常80℃程度が許容範囲なので異常であるのは間違いありません。

他の部分も確認したところ、100Aブレーカの片方が61℃になっていました。

バッテリ部分のヒューズは、60Aが少し熱をもっています。100Aは問題なし。こちらは両方とも32V仕様なので大丈夫でしょう。

GNDラインはどうでしょうか、こちらは許容範囲ですね。

GTIのコンセントもかなり熱を持っていますが許容範囲内。

ということで、改善策として用意したのがこちら。
パナソニック製 サーキットプロテクタ CP-C型です。熱型ではなく電磁弁式なので熱の低減と動作の安定が期待できます。

取り付け時の注意として垂直に設置するように指示がありました。水平に取り付けていけないわけではなく、切り離し特性が変わると書いてあるので水平で行きます。

同様のテストを行った時の温度がこちら、63℃と想定よりも高い感じ。ヒューズは熱を持つんですね。

端子温度も同様。

増し締めしたのもありますが、配線を2本にしたため、冷却効率が上がったと思われます。太いケーブルを使うと端子の冷却効果があることが分かりました。

比較としてGNDライン。こちらは変更なしなので、35℃⇒28℃の変化は外気温の変化が要因となります。今日は寒い・・・・・

【リーフバッテリを使った独立型システム構築】バッテリバランサの騒音対策

リーフのリチウムイオンバッテリを活用した独立型太陽光システム構築に向け一歩一歩進めています。


キーンと耳障りな音がするので、カバーを作ってみました。
100円ショップで売っている折り紙ケースがピッタリ合います。
緩衝材を詰めて出来上がり。

見た目は可愛いですが、取扱注意です(^_^;)

近くだと気になりますが、少し離れると問題ないレベルになりました。

2017年3月6日月曜日

【リーフバッテリを使った独立型システム構築】放電テストにて残容量2.2KWhであることが判明!

リーフのリチウムイオンバッテリを活用した独立型太陽光システム構築に向け一歩一歩進めています。


中古リーフバッテリの劣化具合の質問がありましたのでテストしてみました。

GTIにて、700W放電、停止電圧 27V(3.4V×8個で27.2V)としました。

実際は711W程度でふらふらしています。

バッテリ供給電流はクランプ計で27.3A

偶然にもシステム監視の電流と一致していました。以前の校正は無駄ではなかったようです。失敗点としては、遊びで設定したLVP、OVPで出力が停止したため、累積値が計測できていません。

DC 876.3WでAC 711.2Wですから、GTIの変換効率81.2%とかなり悪いです。この負荷を連続するのは少し中華の信頼性的に不安がありましたが、思ったほど発熱もなくいい感じに動作してくれました。

スタート時電圧はバランサにて調整し、以下の値でスタート
  4.20、4.20、4.18、4.17、4.18、4.13、4.15、4.16

途中監視していましたが、3.5Vを下回るセルが出てきたのでテスト終了しました。

停止直後の電圧は、
  3.52、3.51、3.60、3.57、3.75、3.70、3.61、3.61

まだ余裕のあるセルもありますが、過放電は電池を痛めるのでこの辺にします。

残念ながらシステム監視データがリセットされてしまったので、DC部は不明ですが、AC出力 1.77KWhを確認することが出来ました。GTIの変換効率から逆算し、

バッテリ容量 2.18KWh

基準電圧 3.75V×8=30Vから、72.7Ah

今回の実験では1/4C程度の放電ですので、メーカー情報から新品時の容量は30Ahとなります。

本システムでは120Aが100%容量となり、60.6%の容量しかないことが判明しました。
全放電によって活性化する可能性も0ではありませんが、70%位の残容量を期待していただけに少し残念です。