2015年4月30日木曜日

ベランダ発電所(グリットタイインバーター) 4月実績

総発電量 3.2KWh。ベランダの手すりの陰に悩まされながらも、細々と発電しています。
東京電力 従量電灯Bの第3段階換算(35.9円/KW)で115円の削減となりました。


日別推移。晴れの日なら200Whくらい出てます。右側の数字はKWあたり発電量です。

KW発電量と日射量との関係

4月実績

4月総発電量 1,130KWh 1KWあたり発電量 107.5KWh
日照時間(羽茂)は平年比 103.1%、新潟市の日射量は平年比 98.5%となっています。
途中まで平年比70%くらいだったのに、後半一気に平年レベルまで押し上げています。

発電量推移
概ね目標値に対する日照時間比で合っています。去年の4月が異常に晴れが多かったのが分かります。

日別推移

パワコン動作状況
 8~16時の15分毎発電量をもとにパワコンの稼働率を求め、累積グラフにしました。

 1号発電所 概ね90%まで出力 平均 39.1%
 2号発電所 概ね80%まで出力 平均 41.9%

2号発電所の残り20%の能力をはやく活かしたいです。まだ屋根の葺替え工事が決まらないのでパネル増設も芋ずる式に遅れています。6月には工事できるといいなぁ。 

2015年4月26日日曜日

グリットタイインバーター君(SY-GWV-600W) パネル設置再考

色々設置方法を検討した結果、費用対効果の問題からベランダにタイラップで取付けることにしました。柵の内側にピッタリ付ける分にはこれでなんとかなるでしょう。
パネルにはそこそこ日は当たっているのですが、真上からの受光で40W程度しか発電しません。
 少し隙間をつくると8Wくらいアップします。当初スペーサで揺れないように固定していたのですが、数枚のセルが完全に陰になってしまい、結果として12Wしか発電しなくなりました。なかなか上手くいきませんね。

追記、翌日運良く晴れてくれたので結果報告です。なんと久々の221Wh達成。グラフも綺麗に山成になってるし良い感じです。もっと早くこの設置にしければよかったなぁ。



2015年4月24日金曜日

CISの低照度特性の話題で盛り上がってきたので

元太陽光発電技術者の道楽ブログさんでCIS太陽電池の低照度特性の話題があったので、2号発電所(CIS)が出来てからの1号発電所(シャープ サンテックOEM)との比較を出したいと思います。
2号発電所は北東面があるため冬場は発電効率が落ちて1号発電所に負けます。しかし、曇りの日は逆転しているのが分かります。総発電量も少なくなるので差分としてはたいした物ではありませんけどね。


設置条件が異なるので一概には言えませんが、曇りになるとCISの方が上がってきます。パネル特性もあるのでしょぅが、曇りの日は散乱光なのでパネル特性うんぬんよりも設置面積の影響がかなりあると個人的には感じています。

2015年4月19日日曜日

シャープ クラウドHEMSでパワコンの稼働率が把握できるか確認してみた

 昨年はパソコンを使い15秒おきの瞬時値を記録して、陰の影響やピーク発電量の確認をしていました。 今年はクラウドHEMSを導入し15分毎のデータがとれるので、パソコン同様に分析可能か試してみました。

取得できるデータの違いですが、

パソコン
 ・測定間隔 15秒
 ・測定単位 シャープパワコン  10W単位
         外部パワコン    10W単位

クラウドHEMS
 ・測定間隔 15分
 ・測定単位 シャープパワコン   4W単位
         外部パワコン   400W単位

データの精度は確実にパソコン版のほうが上ですが、電気代がかかるのでエコではありません。
  80W×10時間×30日 = 24KWh
  KW単価 36円として月864円かかります。

昨年同様に、3/31~4/18 9時~16時のデータを分析してみました。
1号(シャープパワコン)に関しては、綺麗に描けており問題ありませんが、2号(外部発電)はポイントが少ないためガタガタです。遠目に見れば、昨年同様の傾向が描けているのが分かります。

 昨年のグラフと異なり、低出力領域の分布が多いのはパソコンでは比較的晴れの日を狙って取得していたのに対し、クラウドHEMSは全日取得しているためです。

 2号発電所に関しては6月頃に2KW(170W×12枚)追加しますので、グラフの変化が今から楽しみです。

2015年4月18日土曜日

グリットタイインバーター君(SY-GWV-600W) 西面ベランダの確認

 太陽光度も高くなってきてふと思いました。南面ベランダに比べ、西面ベランダは屋根の出っ張りが少なく、もしかしたら南面よりも可能性があるのでは?

ということで実験です。

毎度の南面ベランダ 手すりで陰がいっぱい。建物が若干東を向いていることもあり、夏場は午後から日差しが入らなくなります。暑さ対策にはいいことですが、太陽光発電には辛いところ。

 西面ベランダ 壁なので太陽光にはあまり適していません。ただ、12時過ぎから日差しが入ります。このように設置すれば夢の全面発電環境!! 発電も80Wくらいは出てます。
 ただ、持って一時間程度ですけど (T-T)
 そこで段ボール箱でかさ上げしてみました。床が少し傾斜しているので、西面10°設置くらいでしょうか、

グラフで確認すると、南側ベランダの倍近く発電しています。群馬は強風で有名なのでこのまま設置することは出来ませんが、台座を作れば良い感じに発電してくれそうです。

 今日一日の発電量は過去最高の320Wh。パネル移動という荒技を使った割りには、パネル稼働時間1.6時間と一般的な屋根設置の太陽光発電システムの5~6時間にはほど遠い結果となりました。

 少ない電気ですが、パソコンだけなら2時間くらい使うことが出来ます。自分で作った電気でブログを更新するのもなかなかですよ。

中華パネル(DL-100PW)の発電性能の確認

4月に入り太陽も元気になってきたので発電性能の確認をしてみました。10時なので太陽高度は十分あります。さて、結果は・・・・

最近の低調を頷ける、AC 23W。手すり部分が大きな陰を作るので、時間でかなり変動します。

手でベランダ上まで持ち上げて全面に太陽光が当たるようにしたところ97~100W

パワコンのこの領域のDC-AC変換効率は84%くらいなので、パネル発電量は119Wとなり規格値200Wからはほど遠い結果となりました。

パネル温度48°、少しモヤが入っているため完全な快晴ではありませんが、一般的には青空と呼べるくらいのレベルです。比較する情報が少ないのであれですが、一般的な単結晶パネルってこんなかんじなんですかね?


※追記

パネル表面温度 48℃ - 基準温度 25℃ = 23℃

温度係数を0.4%/℃とすれば、
23℃ × 0.4% = 9.2%

200W × 90.8% = 181.6W

GTIの変換効率より150W付近の効率は86%。水蒸気などによるその他損失として5%いれると

181.6(W) × 0.86(効率) × 0.95(その他) = 148.4(W)

条件がそろえばこのくらいは出そうな感じなのですが、なかなか試す機会はなさそうです。

2015年4月11日土曜日

SOLAR CLINICのデータを使って一年を振り返ってみた。

SOLAR CLINIC 新潟県に登録すると設置条件に応じた日射量を計算してくれるので、1年を振り返ってみました。

家の周辺には高い木があるので、何回かに分けて伐採しています。このグラフでは2回目のケヤキ伐採の効果を確認できます。


もともと2号発電所の南西面の改善を狙っていましたが、1号発電所もかなり改善しているのが気になります。1回目の伐採は2013/10~12なので、最初はこの影響かと思いましたが、2014/04と比較すると2回目の伐採も効果もかなりありそうです。

2年分のデータがある1号発電所の比較をしてみると、

 冬場は雪がふるのであれですが、8~11月の比較では76.4%→78.0%と改善しているのが確認できました。

最後に、2014/09~11および、2015/03のデータをSOLAR CLINICのデータと比較すると、
 1号発電所 70~82% 平均 77.5%
 2号発電所 83~95% 平均 89.8%
なにかと陰の影響が出ている1号発電所としてはまぁまぁの結果だと思います。

2015年4月5日日曜日

2号発電所施工不具合発生

 久々に実家に帰ったので、配管等目視点検してみました。特に問題はなかったのですが、2号発電所のパネル配管内に雨水がたまっていました。
 途中で管をつないでいるため、これ以上の浸水は免れましたが、反対側がもう数センチ高くなっていたらパワコン内部に入っていたでしょう。最悪水が入ってもショートはしませんが、防水された内部に水が入るのは長期的には故障の原因になります。


自分で直しても良かったのですが、メーカー保証の問題もあるので施工会社に連絡し対処してもらいました。やり方は自分で考えていた方法と同じで、最下部に水抜き用の穴を欠けて完了です。もともと紫外線や外部要因からの保護なのでこのくらいは問題ありません。


ベランダ発電所(グリットタイインバーター) 3月実績

総発電量 4.2KWh。ベランダの手すりの陰に悩まされながらも、細々と発電しています。
東京電力 従量電灯Bの第3段階換算(35.9円/KW)で149円の削減となりました。


比較しやすいように、1日あたりのKW発電量に換算してみました。同じ単結晶パネルである1号発電所の最大値が5なので、かなり差が付いています。単結晶は小さなパネルの直列回路なので陰に弱く、ベランダ内で運用するのであればCISパネルに替えた方が良さそうです。

ちなみに、クラウドHEMSで確認するとこんな感じになります。19日のデータが欠落したのか少し変になっています。中継器を直接覗けば詳細な値が確認できるので特に気にしません。

KW発電量と日射量との関係は

3月実績

3月総発電量 918KWh 1KWあたり発電量 87.4KWh
日照時間(羽茂)は平年比 127.6%、新潟市の日射量は平年比 109.3%となっています。

発電量推移
なんとか年間KW発電量1,050KWhを達成することが出来ました。
(1号 911KWh、2号 1,077KWh)

日別推移
春ですね。温暖なこれからの天気に期待が持てます。