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2020年9月5日土曜日

アウトランダーPHEV GG3W バッテリ 13.8KWh 採掘してきました LEV46-8

 2019年9月 GG3W 走行距離 約17000Km
型番 9450B322  バッテリ容量 13.8KWh エラーコードなし。動作確認済み。
という非の打ち所の無いバッテリですが、このままでは使えないのでバラしていきます^^;


いつものようにネジだけで外せるかと思いきや、ご丁寧にコーキングしてあります( ゚Д゚)
コーキングもそうですが、暑さとの闘い。辛い。

開けてみてればいつものレイアウト、

シロッコファンがひと回り小さくなったような気がする。
ん? なにか見慣れないものが!
これはBMUではないですか!!
バッテリユニットの方はいつもの同じ・・・。
型番がLEV40-8からLEV46-8に変わってます!
電池バックの色が水色になった以外は同じですけどね(*´ω`*)
中も同じ。
プレス記事があったので、メモしときます。



2020年8月30日日曜日

【注意喚起】 LEV40、LEV50、SCiB AM01202のCMUは単独では動作しません!!

 LEV40-8 CMUの信号を覗いてみたで分かったのですが、タイトルのようにCMUはバッテリ単体では動作しないことが分かりました。

単体で使用されている方は十分ご注意願います。

と煽りながら言うのもなんですが、この環境で特にトラブルがなかったのも事実。
恐らくバッテリが高品質で容量も大きいため、通常の使用範囲ではセルバランスが崩れることがほとんど発生しないためだと思われます。ただ、劣化したバッテリは思いのほかバランスが崩れますので過信は禁物です。

バッテリ単体で利用されている方は、定期的に電圧確認し、セルバランスが崩れている場合は使用を止めることをお勧めします。

CMUの動作について
LEV40、LEV50、SCiB AM01202のCMUは外部から12Vを受けて動くようです。
以下はSCiB AM01202のマニュアルから引用です。

また、CMUのセルバランスはBMUからの指示を受けて機能します。

実際にセル電圧 3.88V を 2セルのみ 3.73V 差分150mV としてCMUの様子を確認してみました。
バランス回路も含め、CMU全体は沈黙しています。
マニュアル通り、外部から+12Vを供給すると、CMU内の電圧レギュレータが動き出します。
バランス回路も定期的に動いていますが、殆ど電流は流れていません。
BMU、CMUの動作について(推測)
  1. BMU、CMUへの+12V供給でシステム起動。
  2. BMUからCMUへバッテリ電圧確認コマンド派出。
  3. CMUは定期的に、バランス状態、温度、セル電圧について報告。
  4. BMUはセル電圧を確認し、規定値以上に差分がある場合はセルバランスを指示
    この際に目標電圧を指定することで、CMUは指定電圧以上のセルを放電
  5. BMUは全てのCMUのバランスが停止したら、バランス完了とする。
    ※コマンドによる指示は一過性で、連続してバランスする場合はコマンド送信の継続が必要。
までCMUがバランスしてくれるから安心って思っていただけに、自分もビックリです。
海外では有志が独自BMSを製作していますが、日本では手に入れづらいのでなんとか対策しないとですね。

2020年7月25日土曜日

LEV40 13S 48Vシステム プチ改善

以前作成した物はUSBコネクタの固定で苦労しましたので、レイアウトを変更し作りやすくしてみました。
中はこんな感じで、部品の固定も簡単に出来るようになりました。
リーフバッテリ14Sと並べると少し体積効率が落ちますが、この薄さが活きる場面もあるかも。(*´ω`*)


いつものGTIによるAC 500W放電テスト。
セル電圧ではなくパッケージ電圧でBMSが停止してしまったのでワット計のデータが飛んでしまいました ( ;∀;)
BMSのログから、放電容量は28Ah
48Vから急に落ち込むので、手前での停止が好ましい。
GTIにてACに1.2KWh供給出来ました。
変換効率が83%なので、1.4KWh程度の容量がありそうです。

2020年4月5日日曜日

LEV40 容量確認

以前発掘したLEV40の容量確認してみました。

年式2013/02、走行距離 25,000Km


今回はセル電圧4.1Vで電流値概ねなくなるまで充電しています。
メーカー記載では充電安定後3時間ってなっていますが、誤差とします。
個人的には4.2V即停止が好みなのですが、LEV40はこちらでの測定が多いんですよね。

測定環境はこちら、GTIで500W定電力放電し、CellLog8Sで電圧測定しています。

 

結果はこちら、27Ahとなりました。
ハイブリットで走行距離 25,000Kmという事で期待していたのですが、残念な結果となりました。4.2V 即停止との差分は3~4Ahなので、前回のロットと同じ程度と考えられます。

放電特性はこちら、

2020年1月25日土曜日

【話題】三菱 アウトランダーPHEV 発掘してきました Rev.E

いつものバッテリ発掘記録なんですが、分解の様子や配線経路なども細かく見ていきたいと思います。

年式2013/02、走行距離 25,000Km
 
分解は容易で、ぐるっと一周ネジを外すだけで蓋が開きます。
中身はブロックごとに作られているので分解は簡単。
先ずは、太いオレンジのケーブル2本と冷却用の黒いカバーを外します。
バッテリ自体はLEV40-8が10直列の構成で、真ん中のサービスプラグで分断されています。
左側コネクタはシロッコファンで隠れているので撤去。
バッテリに接続されているバスバーを順番に外していきます。
LEV40-8は金具で2個繋がっています。
分離して作業完了(≧▽≦)

【番外編】バッテリ内部の経路がいまいち良くわからなかったので調べてみました。
マニュアルによると、本体からバッテリへの配線は、EV充電、駆動用フロント、駆動用リアの3ルート。※2WD仕様の場合は駆動用リアはありません。
バッテリラインにはプリチャージ用抵抗があるくらいで、基本的にリレーによる遮断のみ。
バッテリ中央には、サービスプラグとヒューズがあります。
【謎】EV充電と駆動用フロントは同じ配線なので、稼働中は充電ポートに電圧が出ていることになるのですが、安全対策はどうなっているんでしょうね ( ゚Д゚)


2019年8月10日土曜日

【故障修理】COTEK SK3000-148 48V 3000W その7 動作テスト

前回までのあらすじ
・見た目は正常で部品の焼損等なし。
・副電源側は多数の修理痕あり。
 ⇒ IGBTの点検を兼ね部品再取り付け
  ヒューズ周りが酷いので修理。30A×2個から20A×3個に修復
主/副電源ともIGBT、FET周りは正常
・テスト中に副制御基板Q13焼損。一般的なFETみたいなので代替品と交換
制御基板内のIC LM2901破損 確認 ⇒ 新品に交換
上記修理中に制御基板破損修復
・主電源側AC出力回復、電圧92Vと低い ⇒ 主電源メイン基板のVRで103Vに調整
副電源まで接続すると動作停止LM339破損を確認し交換で回復

以上で故障修理は完了しましたので、動作テストしていきたいと思います。

先ずは電圧チェック。マニュアルによると下記電圧でLED表示される模様。
下記表示は安定化電源出力値ですので、実際のインバータ入力電圧は少し低いと思われます。
~42.0V      :赤点滅(ゆっくり) & ブザー
42.1~43.3V:赤
43.4~47.6V:オレンジ
47.7~56.1V:緑
56.2~59.1V:オレンジ点滅
59.2~        :赤点滅
概ね正常に動作しているようです。姉妹機の電菱のマニュアルと比較すると微妙に変えてきているのが面白いです。
ちなみに、出力レベルは緑が点くタイミングが240Wと150Wの違いがあるようです。


 安定化電源 ZX-800Lがあるのでこのまま負荷試験に進めても良いのですが、インバータの故障に巻き込まれるのも悲しいので試験用バッテリを製作しました。
 インバータの入力電圧LEDが緑の範囲としては、こちらの対照表から13Sバッテリシステムが最適です。
 以前作った奴は手放してしまったので再度 LEV40 13S 60A スマートBMSシステムを製作しました。細かな配線はまだですが、実験優先で進めます。
ということで出来たのがこちら。負荷がIH 1000Wと少し非力ですが、これが動けば大丈夫でしょう。
結果はこちら、IHの火力を3⇒4⇒5と切り替えています。概ね500⇒1000Wとなります。
  
ファンは温度制御のみかと思いきや、500W負荷でファンが回り前面から勢いよく排気されています。個人的にはこちらの制御の方が好きです。可能であればスピードコントロールしてくれると嬉しい ^^;
負荷LEDは500Wでは点灯せず750Wで緑点灯となりました。この辺はマニュアルとかなり乖離しています。差分が大きいので、もしかしたら制御基板のVRはこの辺の調整なのかもしれません。
最後、1000Wで水から沸かしてみました。さすが1000W、あっというまに沸騰です。
マニュアルではこの辺から負荷LEDがオレンジになるのですが、こちらも緑のままでした。写真では沸騰したためか、679Wに下がっていますね。これ以上のテストは怖いので機会に恵まれたら再テストしたいと思います。

まとめ
RELIABLE ELECTRICと比べるのもなんですが、COTEK SK3000はトランスの質も良く保護回路も幾重に設定されていて好感が持てます。ただ、その分故障個所の特定が難しくオシロがないと辛いかなと感じました。