2019年1月3日木曜日

初期リーフバッテリ放電テスト リベンジしてみた

初期リーフバッテリの容量確認で一応の確認は出来ましたが、CellLogが止まったりしていたので再チャレンジです。

実験環境はこちら、設定はいつものようにAC 600W(DC 720W)でGTIに供給しています。


上段が初期リーフ、下段が中期リーフとなっています。偶然ではあるものの以下のテストも兼ねてしまいました。

 ・リーフ6Sバッテリを2直列 12Sバッテリとしてつかえるか?

ここで問題発生! 
 当初モニタリングアプリ2個で同時に測定しようと考えていましたが、
 USBのGNDがバッテリのGNDと繋がっているため同時に繋ぐとショートします!
なので、下段はBluetoothでモニタリングしています。

放電停止は3.3Vとしました。初期が47Ah、中期が52Ahあるはずですが・・・

電圧差で1.5V、1Sあたり0.25Vとなりました。まぁ、誤差程度ですが劣化というか今後の寿命を考えると大きな違いです。
テスト結果ですが、以前のデータから
 3.0KWh × 0.72(劣化) × 0.83(GTI効率) = 1.8KWh
行けるはずです。
放電時間 2:50 1.75KWhと予想と一致してひとまず安心 ^^;

セル電圧はBMSのログから
前回同様に90%の電圧が少し低くなっているような気がします。急激な落ち込みは3.7V付近とこちらは今まで通りでした。

セルバランスは以前の結果よりも格段に小さくなってます。CellLogとBMSで測定環境が異なるせいもありますが、BMSのバランス機能も少しは貢献しているのかもしれません。

2019年1月2日水曜日

LEV40 3S 80A BMS 更にリニューアル

先月作りなおしたばかりですが、色々改善点が見えてきたので修正してみました。

課題
・鉛バッテリと比較して電圧が低いので、大電流にて電圧不足になる。インバータ直結で回避可能だが課題も多い。

対策検討
・インバータを直結出来るように端子を追加
・端子台を50Aから60Aに変更し、太いケーブルも接続可能
・配線の都合でケーブルは14sq継続

上記の仕様で作成したのがこちら、内部配線は14sqケーブルが1本追加されただけです。
新旧並べてみました。上は大阪魂の50A、下は春日電機の60Aです。ネジ自体はM5で同じですが、端子など一回り大きくなっています。


端子電圧を確認すると、
 直結 12.41V
 BMS 12.14V
差分 0.27Vもあります。

1Sあたり0.09Vとなり、LEV40の放電特性から、バッテリ容量で10%利用可能になると考えられます。