系統連携タイプの太陽光発電を導入している方は分かると思うのですが、逆潮流(家庭から電力会社に向けて電気を流すこと)する場合は逆接続が可能なブレーカーを使う必要があります。通常のブレーカーの場合は向きは殆どないのですが、漏電ブレーカーは逆接続出来ない物の方が多いので注意が必要です。
ここで何が問題になるかというと、漏電を検知する回路が電磁弁(スイッチ)を使ってブレーカーを動かすのですが、一般的な物は電磁弁の停止を2次側(家庭内)の電気の断によって行っているためです。
このため、2次側(家庭内)に発電設備があって電気が切れないと、継続して電磁弁に電気が流れ熱を持つ→焼損する。という流れになります。
燃えるだけなら、最悪交換すれば良いという話になるのですが、最悪の場合ブレーカーが復旧し家庭内に再度電気が流れてしまう場合があります。こうなると再度ショートしてしまいます。一般的な支線ブレーカーは15Aで、容量の2倍の電気が流れるのでかなり危険な状況になります。
自宅の漏電ブレーカーのチェックしたところ、どうも逆接続不可のタイプの様です。
グリットタイインバーターには商用電源の断を検知し停止する機能がありますが、正常に止まらなかった場合は危険な状況になります。発電容量が少ないので、殆どの場合家庭内で消費され問題ないとは思いますが、確信が持てません。
交換となると結構お金かかるし、どのくらいの電力で燃えるのか情報ありましたらお願いします。
追記
単3用漏電ブレーカのトリップ回路は200Vから電源を取っているため、逆接続対応に交換する必要があるのは200V接続のパワコンを使った場合で、100V接続のパワコン(GTI)を接続しても問題ないそうです。Hide kvbさん貴重な情報ありがとうございました。
希かも知れませんが、エアコン用の200Vコンセントを使ってGTIを導入する場合は上記の問題が発生しますので、必ず逆接続可タイプの漏電ブレーカーに取り替えてください。
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