2018年10月27日土曜日

高砂 安定化電源 EX-375H2 使ってみた。

使用前点検も済んだことですし、実際に使ってみました。

いきなりですが、うちで一番電圧の高い「長州産業 ソラトモ 6.4KWh」に挑戦です。

購入時99.6Vと電圧はあるものの、1Sあたり3.56Vと少し低めですので、1Sあたり3.7Vの103.6Vに上げたいと思います。
結果は写真の通り、無事300Wで充電してくれました。

備忘録として設定方法をメモします。

☆前面パネル内スイッチ(全て上にする)
・CV 【フロント摘み】 / リア端子
・CC 【フロント摘み】 / リア端子
・調整 【上記のアナログ調整】 / オプションのPC調整
・OUT_SW 【ボタンでのOn/Off】 / 自動出力(電源On 2秒後に出力)

☆電流シンク機能をOffするため、背面スイッチ(SW6)をOff

☆上限電圧設定(OVPボタン横の隠し摘み)
 間違って摘みを触っても1Sあたり4.2Vの117.6Vを超えないようにします。
☆上限電流設定(OCPボタン横の隠し摘み)
 電源自体の上限が低いので、最大値とします。
☆プリセット 電圧・電流
 出力ボタンを押す前の電圧/電流 摘みの確認です。
 ここでは、104V 3A としました。

設定値がそのまま反映するので、直観的に調整できるのが良いです。
KX-210Lのように電圧・電流・OVP・OCPを切替できないのは残念ですが、うちの場合は60V overは限られるので、そんなに不便と感じることは少ないと思います。

追記
 DC電源としての変換効率は、、、
  DC:102.1V*3.2A=326.7W
  AC:434W
  効率:75.5%
マニュアルの値と合ってますね。

専用電源は83%くらいあるので、本運用はそちらに分があるようです。

高砂 安定化電源 EX-375H2 がやってきた!

安定化電源としては既にKX-210Lを所有していますが、出力電圧が0~60Vとなっています。そこで100V付近にも対応した電源ということで購入しました。

ヤフオクで購入したのですが、コメントどおりかなりの使用感があります ^^;
汚れがひどいのと、フロントカバー内に錆が見られたので分解してみました。
中は思ったほど、汚れていませんし、錆も問題なさそうです。
フロント周りだけの清掃で済みそうです。
カバー内の設定スイッチ周りの錆がひどいですね。埃が原因のようです。
軽く拭いてみましたが、記載内容が読めない・・・・。
マニュアルによると、
錆を落とし組み立てた様子がこちら。
端子カバーが無いので、テーピング。後で簡単なカバーを取り付けたいと思います。
こちらは掃除していないので、汚いですね。あとで掃除しよう・・・
KX-210Lが美品だっただけに、比べると見劣りはしますが、なんとか使えそうで良かったです。

2018年10月17日水曜日

TN-1500 PC設定してみた

エアコン稼働テストで手ごたえを感じた簡易UPSシステムですが、使っているうちにバッテリ電圧が大きく変動していることが分かりました。
大まかな流れは、
 1.Equalization Volt 56.4Vまで充電
 2.充電後は商用電源ではなくバッテリでインバータを稼働。38W(0.68A)ほど消費
 3.Floating Volt 約53V

停電までは商用で動くと思っていただけに誤算でした。
1Sあたり3.78Vは残容量20%なのでほとんど停電時に役に立ちません。

ケーブルがなかなか入手できず放置していましたが、マニュアルを参考に自作し設定にチャレンジです。
んで、今時のPCはCOMポートなんてないので、こいつも必要です。試行錯誤の結果Windows10標準のMicrosoftドライバで認識してくれました。
設定アプリを起動して無事認識しました。
設定画面はこちら、
初期値をメモするのを忘れてしまったのであれですが、肝心のFloating Voltの上限が54V!!
14Sなので1Sあたり3.857V・・・・ 積んだ orz。
仮に13Sで組めば、
 Equalization Volt 54.4V⇒4.185V
 Floating Volt   54.0V⇒4.154V
満充電を避けたい場合は、BMS側で再充電ポイントを4.0Vとか調整すればいい感じに使えそうな気がします。

参考にインバータ優先稼働(Energy saving mode) Onにすると、商用電力に切り替わる電圧(Transfer Volt) が出てきます。
太陽光パネルとか付けている場合は、このモードを使うことになります。

LEV40で再チャレンジするつもりでしたが、次のオーナーが見つかったので出来そうにありませんが、良い経験となりました。