2020年1月2日木曜日

【故障修理】COTEK SP-2000-124 24V 2000W その7 負荷試験してみた

前回までのあらすじ
IGBT破損 (7/8)新品交換(8個)
ヒューズ破損(10/10) 新品交換(10個)
・昇圧回路 2系統 上段 正常
・        下段 FET破損(1/10)新品交換(1個)
IGBTドライバ破損(1/4) 新品交換(4個)
IGBTドライバ出力側回路の発熱交換(ツェナーダイオード 4個、10Ω抵抗 1個)
・IGBT G-E間 波形が乱れている 上記交換にて改善

上記により100V出力まで確認 (≧▽≦)

簡易テストにて、
・アイドル時消費電力    正常 13W(25.01V × 0.54A)
・LEDライト点灯     正常
・DC入力電圧インジケータ 正常
・放熱ファン        簡易実験では動作せず

数時間LEDライトを点灯させていましたが、結局ファン動作せず。怪しい((+_+))

せめて制御回路が生きていることを確認したいので、負荷試験してみました。
利用したバッテリはLEV40 7S。制御盤のブレーカが50Aなので、DC 1.3KW、インバータ効率を考えても1.1KWとIHの最大出力である1KWまで試せそうです。

結果は、750Wからファン回転。制御回路は問題なさそうです。
その後、1000Wで沸騰するまで動作確認しました。
 DC 1101W、AC 970W
温度センサに関してはドライヤーで抵抗が変化することは確認出来ているのですが、少し過熱する程度では回りません。回路が壊れているのか、仕様なのかは不明ですが、
 動作温度範囲 -20~40℃(定格負荷)、~60℃(40%負荷)
なので、使いながら様子を見ることとします。

追記 その後更にLEDのみで連続運転していたところ、温度上昇によるファン動作を確認しました。

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