2019年12月21日土曜日

【故障修理】COTEK SP-2000-124 24V 2000W その6 IGBTを動かす

前回までのあらすじ
IGBT破損 (7/8) 全交換予定。修理のため取り外し
ヒューズ破損(10/10) 新品交換
・昇圧回路 2系統 上段 正常
・        下段 FET破損(1/10)新品交換
IGBTドライバ破損(1/4) 新品交換
IGBTドライバ出力側回路の発熱とりあえず放置
・IGBT駆動回路 A,B正常
        C,D無動作時の髭が気になる
・IGBT G-E間 一部にオーバーシュート、アンダーシュートあり
             ⇒ 部品未実装要因かもしれないので放置

 IGBT周辺に関しては、『電子回路シミュレータ LTspice XVII 使ってみた』で進捗があり、下記の項目は解消しました。
 原因 ツェナーダイオード 3/4破損(抵抗化 1、断線 2)、10Ω抵抗 1本破損

ではIGBT G-E間を確認してみましょう。
A・B
 
C・D
問題なさそうですね。IGBTを付けてみます。
100Vキター!!
簡易テストにて、
・アイドル時消費電力    正常 13W(25.01V × 0.54A)
・LEDライト点灯     正常
・DC入力電圧インジケータ 正常
・放熱ファン        簡易実験では動作せず

念のためサーモで確認すると、昇圧トランスが一番、続いてIGBTが発熱しているようです。少し様子は見ますが、SP-3000が定期的にファンが回っているので少し心配です。

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