2019年10月6日日曜日

【故障修理】COTEK SK3000-148 48V 3000W 2nd その4 出口の見えない戦い

前回までのあらすじ
・分解、修理痕なし
・見た目は正常で部品割れ、焼損等無し
DC入力 20Aヒューズ 、主・副とも断 ⇒ 主側、20A×2個で仮復旧
・主電源のIGBT 2/4、FET 10/12破損 ⇒ FET交換
サブ基板内にて短絡確認するも原因不明
 U8 7805A 正常
 U11 7805A ?? ⇒ 正常
 U18 2904 異常 交換部品待ち
 Q5 IRF640N 正常

その後も色々やっていたのですが、主要部品であるPIC不良が見つかり、更新する気力を無くしておりました。ただ、記録に残しておかないと次につながらないので現状を整理してみたいと思います。

 U18 2904 異常 ⇒ 新品交換
 U15 PIC16F886 異常
PIC16F886は調達できるが、現状品からプログラムの吸出しが出来るか不明のため、とりあえず撤去し回路修復を優先します。

Q7,9,11,13,20,21,22,23はIGBT及びFETのドライブ回路なのですが、切り分けのため取り外してあります。

上記作業していく中で、下記のU2,9の破損が見つかりました。特にU2は昇圧回路に繋がっているので大事なパーツです。
U2 SG3525A(データシート) パルス発生器
U9 ST232B(データシート) RS232Cドライバー
あと、電源ICのU3も少し発熱してます。
U3 3843CM(データシート) CURRENT MODE PWM CONTROLLER
サンプルと比較しながら追いかけてみましたが、トランスの出口までは正常なので、不良ICがまだいるか、ループ回路がどこかで止まっているのかもしません。
当面のスケジュールとしては、
 1.制御基板の電源ライン復旧
 2.昇圧回路復旧
となりそうです。

追記
U2,9の交換で電源ライン復旧しました。良かった。

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