2019年10月25日金曜日

【故障修理】COTEK SP-2000-124 24V 2000W その4 IGBTの髭の原因を確認する

前回までのあらすじ
IGBT破損 (7/8) 全交換予定。修理のため取り外し
ヒューズ破損(10/10)新品交換
・昇圧回路 2系統 上段 正常
・        下段 FET破損(1/10)1個交換予定、修理のため暫定運用
IGBTドライバ破損(1/4) 新品交換
IGBTドライバ出力側回路の発熱とりあえず放置
・IGBT駆動回路 A,B正常
        C,D無動作時の髭が気になる
・IGBT G-E間 一部にオーバーシュート、アンダーシュートあり
             部品未実装要因かもしれないので放置

IGBT周りで色々問題点を抱えていますが、特に駆動回路C、D無動作時の髭は回路破損に繋がるので気になります。

前回はプローブで適当に当たったので、今回はきっちり取ってみました。
左からA,B,C,Dと呼んでいますが、特に意味はありません。
端子A,B 正常
端子C,D 引き続き髭発生中
拡大してみても特に変わらず
端子A,D
回路はこんな感じで、
端子Dとそれに紐づくHCT08の出力は、
拡大しても傾向変わらず。
IC HCT08の電源ラインと信号の関係は問題なし。
IC HCT08を取り外してみました。信号の端子A,B,C,Dを一括でOn/Offするために使っているようです。
端子Dの大元、PICの出口を見てみました。
引き続き髭が出ています!!
PIC故障の可能性もありますが、意図的に出しているのでは?とも思えてきました。
回路チェックでこのような動作があるのか不明ですが、ダメもとでIGBT入れてみるのもありかもしれません。

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