2019年10月21日月曜日

【故障修理】COTEK SP-2000-124 24V 2000W その3 回路チェック

前回までのあらすじ
IGBT破損 (7/8)全交換予定。修理のため取り外し
ヒューズ破損(10/10) ⇒ 新品交換
・昇圧回路 2系統 上段 正常
・        下段 FET破損(1/10) ⇒ 1個交換予定、修理のため暫定運用

なんとか昇圧回路まで動作したのでサーモカメラで回路全体を見回します。
故障しかけている部品は熱を持ちますので、定番の探索方法です。

IGBT駆動用のフォトカプラが熱を持っています
慌てたためか、ことらも写真なし。なっとらん((+_+))

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正常品と比較した結果、一番左が破損
その他は良好のようですが、IGBTがブッ飛んでいますので安全のため全交換します。
AT350(データシート) 2.5A IGBTドライバ
取り外した状態で再度探索。モニタの熱のせいで見にくいが、概ね良好。
一点、取り外したAT350周辺がなにもないのに発熱している。
どうも裏面のこの部品が発熱しているようだ、IGBTが無いことによる発熱なのかなとも考えたが、周辺の回路が熱を持っていないので怪しい
 
とりあえず、IGBTドライバ AT350を新品に交換し動作を確認する。
回路の大まかな流れはこんな感じで、IGBTは2個ペアで使っているようだ。
発熱している部分はどちらもACと繋がっている部分。
う~ん、よくわからん。
制御基板から信号を眺めてみると、
IGBT A、B ⇒ 正常
 
IGBT C,D ⇒ 無動作時の髭が気になる
 
引きで見ても髭が出ているのを確認。
IGBTドライバ AT350の入力側
IGBT A、B ⇒ 正常
IGBT C,D ⇒ 無動作時の髭が気になる
IGBT G-E間 簡易テスタで見たけどいまいち。あとで測定しなおそう。
IGBT A
IGBT B
IGBT CとかDとか

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