以前「単結晶とCISのシステム構成について考えてみた」でもあるように、1号発電所はダメですが、2号発電所はパネル増設の余地があります。どのくらい積むのが効果的か検討してみました。
発電最盛期である4月以降のデータから、9~15時における発電量を分析しました。
1号:出力87.0%以下
2号:出力81.2%以下
で占められています。
このことから、2号発電所のパワコンは最盛期であっても2割は使っていないことが分かります。
現状のパネル増量比は
パワコン パネル
1号 4.5KW 4.90KW 8.9%増量
2号 5.5KW 5.61KW 2.0%増量
2号発電所のコンセプトとして10KW以上・低予算で設計しましたが、パネルを削りすぎたようです。
グラフから、パネル追加に関しては2列が効果的のようです。
このグラフでおもしろいのは、1指向の1号発電所が均等に分布しているのに対し、2指向の2号発電所は低出力の割合が少なくなっていることです。
費用対効果を出すためには、南向きが好ましいですが、一日を通して安定的な電力が欲しい場合は分散が効果的です。にゃんた発電所は結果として3指向となっています。
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