電圧計付で入出力電圧を確認できます。
仕様は、
入力電圧範囲:3.5V-30V 入力電流:6A(MAX:10A)
出力電圧範囲:3.5V-30V 出力電力:100W(MAX)
BigBlue28WがVoc7.2V、Vmp6.0Vなので、相性も良さそうです。最低電圧で張り付いたとしても
3.5V×6A = 21W(Max 35W)
なので安心です。
設定は、Tracer充電電圧+2Vの入力電圧が必要なので30Vとしました。設定範囲ギリギリですが、使われているLTC1871チップの動作範囲は2.5~36Vなので大丈夫でしょう。
実際に使ってみたところ、
0~ 2W 3.2~3.3V
2~ 5W 3.3~3.4V
5~10W 3.4~3.5V
10~15W 3.5~3.6V
15~20W 未測定
出力側で最大14.5W、入力電圧3.5Vとなりました。チップの諸元で出力0.5A時の変換効率は85~90%です。ベランダに吊り下げて実験しましたので、11時の実面積は84%で有効パネル容量23.5W。
その他損失を10%、チップ変換効率を85~90%とすると、期待発電量18.0~19.0W。
入力電圧が6V⇒3.5によって3.5~4.5Wの損失が発生していると考えられます。
コンバーターの発熱はどうでしょうか?
LTC1871はグレードが数種類あるようなので、最低品質のLTC1871Eの動作温度範囲は -40~85℃、接合部温度 125℃とあります。
パッと見、コイルが発熱しているだけで、変換チップはそんなに発熱していないように見えますので、冬場は問題ないと考えられます。夏場はちょっと怪しいかな。
10Wパネルだと機器の損失でほとんど充電できませんでしたが、これならそこそこ充電できるのでメインのパネルをGTIに振り向けられます。良かった(^^♪
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