2018年11月17日土曜日

LEV40 13S 48Vシステム プチ改造

「LEV40 13S 48Vシステム 製作してみた」ですが、配線の都合でBluetoothが使えない状態でした。個人的にはこれでもいいかなと思ったのですが、思いのほか反響があったので改善したいと思います。
対策は単純で切替スイッチで行います。今回はOn-Off-Onタイプです。
単純な切替回路なのですが、USBとBluetoothモジュールのワイヤーの色や順番が微妙に異なっているので慎重に配線する必要があります。

なんとか、正常に動いてくれました。
使ってみてビックリ! 非常に便利です。もっと早く取組むべきでした。

2018年11月4日日曜日

LEV40 13S 48Vシステム 動作確認してみた

前回製作した13Sシステムについて、動作確認してみました。
組み上げ後のセル電圧が3.78Vなので、先日購入したEX-375H2で充電します。
40Ahを0%からだと単純計算で6時間・・・、もっと大容量の充電器が欲しい。
何時間掛かったか忘れましたが、最後まで頑張ってくれました。

放電テストは、いつものようにGTIで600W放電で行います。エアコンの連続運転と同等なので興味のある方も多いでしょう。

バッテリからは732Wの放電ですが、電圧が高いので13.7Aで済んでいます。
 
放電停止は一般的なACインバータを考慮し、インバータ入力電圧44.0Vとしました。

終了間際のPC画面はこちら、ステータス上はほぼ0%となっています。

最終的に2:40の連続放電が出来ました。

・セル電圧と残量
 BMSに反映すると、リセット後の表示精度が向上します。
・AC600W(DC730W)放電時の電圧・電流
・BMS及びバッテリ内の温度
 室温26℃というのもありますが、37℃程度で収まっています。
・部品温度確認
 後半蓋を開けてみましたが、この程度の発熱。
・バッテリ容量判定
 バッテリ本体として1.8KWh、インバータを介しても1.53KWh供給出来ました。

2018年11月3日土曜日

LEV40 13S 48Vシステム 製作してみた

リーフバッテリ14SとTN-1500との組み合わせで、電圧範囲設定の難しさを痛感しました。もうTN-1500はありませんが、まだ13S システムを作ったことが無いのでLEV40で作ってみたいと思います。

いい案が思いつかなかったので、単純に並べて木枠で組んでみました。
いつもはBluetoothユニットメインで作るのですが、コネクタへのアクセスが困難なので、最低限PCから設定できるようにしました。スマホから見れると楽なので、将来は切替スイッチを入れるのもありだと思います。
配線はこんな感じ。今回はシンプルな作りなので、楽です。
バッテリ蓋をして
はい完成です。
概算で、
 サイズ400*330*150
 重さ21.4Kg
 バッテリ容量 1.8KWh(抜取りにてセル40Ah確認済)
 バッテリセル電圧範囲 2.75~4.1(4.2)V
 ユニット電圧範囲 39.0~54.4V(1S 3.00~4.18V)

TN-1500の設定範囲は
なのでピッタリとなります。同じ鉛バッテリでも機器によってパラメータが微妙に異なるので、13Sと14Sを使い分ける必要がありますので、どちらが良いかは個別に検討する必要があります。

2018年11月1日木曜日

【DIY仲間のシステム紹介】Take15'sさん 14S 52Vシステム

リーフバッテリDIYでコツコツやっています。

リーフバッテリ14Sシステムの新オーナー様から、ブログのお便りを頂きました。キャンピングカーの配線を色々工夫されている、非常にスキルの高い方です。

リーフバッテリに関する直接リンクはこちら、
リチウムイオンバッテリーでサブ増設 ①(システムの選定)
リチウムイオンバッテリーでサブ増設 ② (バッテリーの選定)
リチウムイオンバッテリーでサブ増設 ③ (リーフバッテリーの購入)

自分の作成したシステムが動いているのを見るのは嬉しい反面、壊れないかとドキドキしています。これからもよろしくお願いします。

2018年10月27日土曜日

高砂 安定化電源 EX-375H2 使ってみた。

使用前点検も済んだことですし、実際に使ってみました。

いきなりですが、うちで一番電圧の高い「長州産業 ソラトモ 6.4KWh」に挑戦です。

購入時99.6Vと電圧はあるものの、1Sあたり3.56Vと少し低めですので、1Sあたり3.7Vの103.6Vに上げたいと思います。
結果は写真の通り、無事300Wで充電してくれました。

備忘録として設定方法をメモします。

☆前面パネル内スイッチ(全て上にする)
・CV 【フロント摘み】 / リア端子
・CC 【フロント摘み】 / リア端子
・調整 【上記のアナログ調整】 / オプションのPC調整
・OUT_SW 【ボタンでのOn/Off】 / 自動出力(電源On 2秒後に出力)

☆電流シンク機能をOffするため、背面スイッチ(SW6)をOff

☆上限電圧設定(OVPボタン横の隠し摘み)
 間違って摘みを触っても1Sあたり4.2Vの117.6Vを超えないようにします。
☆上限電流設定(OCPボタン横の隠し摘み)
 電源自体の上限が低いので、最大値とします。
☆プリセット 電圧・電流
 出力ボタンを押す前の電圧/電流 摘みの確認です。
 ここでは、104V 3A としました。

設定値がそのまま反映するので、直観的に調整できるのが良いです。
KX-210Lのように電圧・電流・OVP・OCPを切替できないのは残念ですが、うちの場合は60V overは限られるので、そんなに不便と感じることは少ないと思います。

追記
 DC電源としての変換効率は、、、
  DC:102.1V*3.2A=326.7W
  AC:434W
  効率:75.5%
マニュアルの値と合ってますね。

専用電源は83%くらいあるので、本運用はそちらに分があるようです。

高砂 安定化電源 EX-375H2 がやってきた!

安定化電源としては既にKX-210Lを所有していますが、出力電圧が0~60Vとなっています。そこで100V付近にも対応した電源ということで購入しました。

ヤフオクで購入したのですが、コメントどおりかなりの使用感があります ^^;
汚れがひどいのと、フロントカバー内に錆が見られたので分解してみました。
中は思ったほど、汚れていませんし、錆も問題なさそうです。
フロント周りだけの清掃で済みそうです。
カバー内の設定スイッチ周りの錆がひどいですね。埃が原因のようです。
軽く拭いてみましたが、記載内容が読めない・・・・。
マニュアルによると、
錆を落とし組み立てた様子がこちら。
端子カバーが無いので、テーピング。後で簡単なカバーを取り付けたいと思います。
こちらは掃除していないので、汚いですね。あとで掃除しよう・・・
KX-210Lが美品だっただけに、比べると見劣りはしますが、なんとか使えそうで良かったです。

2018年10月17日水曜日

TN-1500 PC設定してみた

エアコン稼働テストで手ごたえを感じた簡易UPSシステムですが、使っているうちにバッテリ電圧が大きく変動していることが分かりました。
大まかな流れは、
 1.Equalization Volt 56.4Vまで充電
 2.充電後は商用電源ではなくバッテリでインバータを稼働。38W(0.68A)ほど消費
 3.Floating Volt 約53V

停電までは商用で動くと思っていただけに誤算でした。
1Sあたり3.78Vは残容量20%なのでほとんど停電時に役に立ちません。

ケーブルがなかなか入手できず放置していましたが、マニュアルを参考に自作し設定にチャレンジです。
んで、今時のPCはCOMポートなんてないので、こいつも必要です。試行錯誤の結果Windows10標準のMicrosoftドライバで認識してくれました。
設定アプリを起動して無事認識しました。
設定画面はこちら、
初期値をメモするのを忘れてしまったのであれですが、肝心のFloating Voltの上限が54V!!
14Sなので1Sあたり3.857V・・・・ 積んだ orz。
仮に13Sで組めば、
 Equalization Volt 54.4V⇒4.185V
 Floating Volt   54.0V⇒4.154V
満充電を避けたい場合は、BMS側で再充電ポイントを4.0Vとか調整すればいい感じに使えそうな気がします。

参考にインバータ優先稼働(Energy saving mode) Onにすると、商用電力に切り替わる電圧(Transfer Volt) が出てきます。
太陽光パネルとか付けている場合は、このモードを使うことになります。

LEV40で再チャレンジするつもりでしたが、次のオーナーが見つかったので出来そうにありませんが、良い経験となりました。