2020年3月4日水曜日

【故障修理】新型スマートBMS JBD-SP15S020

先週見送ったばかりの、『リーフ14Sバッテリ』のBMSが帰ってきました。((+_+))
故障内容は、インバータ逆接続による短絡で、インバータは敢え無くメーカー送り
当初BMSは無事かと思われましたが、出力On/Offが出来ないため故障していることが分かりました。

早速分解してみると、左側:正常右列:短絡 状態。
短絡被疑は赤枠部分なんですが、上の黒いICは何だろう?
全体的に目視点検したところ、1ヶ所破損

修理にむけ過去資料をチェックすると、
以前の基板とは異なっているではないですか! (/・ω・)/

V1.0とV1.1の違いを確認
JBD-SP15S020 V1.0
・残念ながら片面しか記録が残っていません( ゚Д゚)
JBD-SP15S020 V1.1
・MOSFETは同じ145N08Aですが、FETが10個から9個へ、
・1933IGPという謎のICが追加されています。

同時期の7S基板である JBD-SP10S020 V1.1 には同じ位置にSMDJ58CAが実装されています。

 データシートから規定以上の電圧が掛った場合に回路を守るダイオードの様です。
それ以外の大きな違いは無さそうですので、
 V1.0⇒1.1は保護ダイオード追加
と考えられます。

 SMDJ58CA データシート TVS Diodes 58V 双方向回路保護ダイオード

次は、破損部品を特定していきたいと思います。

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