回路の勉強を兼ねて修理していきたいと思います。
前回までのあらすじ
・DC-DC Converter XL7015E1 の破損を確認。
Aliに頼んでいた部品が届きました。6/5発注なので12日と比較的早め。10個で379円。
早速載せてみました。ヒートガンを使いたくて無理やりやったらトランスのテープが少し溶けてしまいました。結局うまくいかず半田コテを使いました。 ^^;
安定化電源にて40V 0.5Aをバッテリ端子に供給し、5.0Vが出力されていることを確認。その後、動作範囲で振ってみて正常動作を確認。
最後に70Vでの発熱テストです。
内部消費のみであれば40℃と問題ないレベル。
USBを使う方は冷却を検討したほうがいいかも。
少し意地悪な実験
・LEV40 7S 60A BMSを接続。バッテリ電圧がきちんと出ています。
・ソーラーパネル(安定化電源 40V 1A)を入力しBMSの充電FETをOffにすると・・・
あらら、40Vになっちゃいました。90V入れてたらXL7015E1の上限80Vを超えてしまうかもしれません。
・いやいや、そんなことない。ソーラーチャージャーの充電停止電圧が56Vなので30Vにすれば止まるはず。 再度充電開始、BMSの充電FETをOffにすると・・・・。
ソーラーチャージャの画面は36Vと28Vが数秒おきに変わります。オシロで見ると充電、充電停止が定期的に発生しているのが分かります。 ※テスタはバッテリ端子を測定
時間を細かくすると、ソーラーパネル(安定化電源) 40Vとバッテリ 28Vを行き来しているのが分かります。PWM制御ってこんな感じに充電するんですね。
バッテリ電圧=DC-DC Converter 入力電圧なので、太陽光パネルのVocが80Vを超えるとMax電圧を超えてしまうかもしれません。
ただし、この辺はソーラーパネルの電圧が80V以上の時は止めればいいだけなので、ちゃんど制御されているはず・・・・。
・ソーラーパネル(安定化電源 81V 0.5A)で、充電FET Off
はい。しっかり81.6V流れ込んてきちゃいました。
再度いいますけど、
DC-DC ConverterのMax電圧は80Vです。
パネル選定の際はVoc 80V以下。条件によっては多めに入る場合もあるので75V以下を選定するのが良さそうです。
初めまして SL-03の修理でこちらにたどり着きました。いろいろな事が書かれており大変参考になります。
返信削除当方 SL-03の12/24V30Aを現在使用し LiFePO4を4セルで使用しています。使用目的は畑の防犯カメラ(害獣用)と今後の電気柵用ですが おっしゃる通り BMSのチャージ側の充電FETをOffにするとパネル電圧がそのままSL-03の出力側にも出てくるようです。動作テストでBMSの充電FETをOffにしたら 一台のカメラが壊れ同時にSL-03も壊れたようです。(これは、これ以前に調子が悪かったのかもしれません。奇妙な動作をするようになりたバッテリーを接続しても電源が入らないのですが端子(コントローラーどれか)をドライバー等で触ると電源が入るようになりました静電容量の変化で電源が入るという謎の現象でいまも悪戦苦闘しております。予備でもう一台SL-03があるので現在も使用していますがやはり電FETをOffにするとパネル電圧がそのままでるようでカメラの入力側のチップダイオードが壊れ電源が入らなくなります(2回ほどダイオード交換しました)ヒーター付きのBMSなのですが1℃でフィルムヒーターがオンになるように設定してありこの1℃になると充電FETをOffになります。パネル側の電力でヒーターが動くようですがこの場合また壊れそうで心配です。完全に独立してヒーターを動かして1℃以下にならないようにするか充電FETがOffになる前にリレー等を付けてカメラ側の出力をオフ・出力側にDC-DCコンバーターを付けて出力を安定化する(効率が悪いですが)にするか検討中です。TRIRON 3210NがよさそうですねWIFIのクラウドで外出先からコントロールできそうなので畑等に設置してる時は便利そうです。
安いものはそれなりにってことで、充電専用と割り切り、装置はバッテリ直結がいいのかなと思います。
削除早速のご返答ありがとうございます。全くその通りですね一度 バッテリー直結にして動作を確認してみたいと思います。ご返答ありがとうございました。
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