・主電源 ヒューズ 4/4断 ⇒ 新品交換
FET 5/10破損 ⇒ 新品交換(代替品)
IGBT 正常 ⇒ 切り分け完了のため戻し
IGBT駆動信号 波形、信号とも正常 マイナス電圧なし
FET駆動信号 波形、信号とも正常 マイナス電圧なし
・副電源 ヒューズ、FET、IGBT 正常
・主制御基板 動作正常
・主制御基板 + 副電源 にて正常動作(AC 98V)
・最終試験にて主 AC 102V 正常、副 AC 86V 異常
いきなり弱音を吐いてしまいますが、調整箇所も少なくお手上げ状態です。
こんな時は信号を眺めながら、考えを整理します。
昇圧回路 FET入力 主制御基板動作時
副制御基板でのFET入力 左右とも同じ。
AC駆動回路 IGBT入力 主制御基板動作時
副制御基板でのIGBT入力
う~ん。特に異常はないですね。
次に、昇圧後の電圧を確認すると、
主 258V、副 222V
駆動信号が同じなのに、出力が違う。もしかしたら代替FET使ったせいかな?
でも、主制御基板との組み合わせではしっかり102V出ているし、何かで制御しているはず。ここで副制御基板をじっと眺める。
このトランスはACラインとIGBTを制御しているフォトカプラに繋がっています。
ん? もしかしたら副電源は主電源に追従して電圧制御してる?
ということで直結してみました。
もともと故障品だし安定化電源で3Aに制限しているので何とかなると思いつつ実験です。
結果は大成功!! 面白いのは、最初220V付近まで上昇し、その後 241Vまで調整が入ります。テスタをハンディオシロに交換し計測した結果がこちら、
IGBT端子から取り出しているので、スイッチングノイズで見にくいですね。
速度を上げてもう一回。放電に時間が掛かるので180Vスタートです。
念のため、ACラインに電流が流れているかを確認。問題なしです。
無負荷電力は、26Wで問題なし
最後に温度ですがこちらも問題なし。
電圧LEDチェック 正常
~21.1V未満 赤点滅
21.1以上~21.7V未満 赤
21.8以上~24.1V未満 オレンジ
24.1以上~28.3V未満 緑
28.3以上~29.9V未満 オレンジ点滅
29.9V以上 赤点滅
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