2019年8月24日土曜日

【故障修理】COTEK SK3000-148 48V 3000W 2nd その3 FET交換

前回までのあらすじ
・分解、修理痕なし
・見た目は正常で部品割れ、焼損等無し
DC入力 20Aヒューズ 、主・副とも断
・主電源のIGBT 2/4、FET 10/12破損

IGBT、FETの破損を確認できましたので、先ずは昇圧用FETのみ交換します。
IGBTを戻さない理由は、以前紹介した電気の流れのとおり、IGBT駆動回路が故障しているとFETが破損してしまうためです。
放熱フィンの位置合わせが面倒なので、固定してから半田付しました。
DC入力ヒューズは前回余りの20Aを2個暫定で入れました。交換元が80Vなのですが32Vで凌ぎます。発熱が予想されますが、基板直付けなのでなんとかなるでしょう。
では動かしてみましょう。

ドキドキ・・・・

サブ基板右から軽めのプチプチプチという異音が!!
事前にサブ基板のショート等確認しておくべきでした、反省です。
赤○が故障が疑われる部品で、整流ダイオードと5Vレギュレータです。DC48Vをスイッチングして12Vを作成し5Vレギュレータを動かしているように見えます。

本来であれば燃えたかもしれませんが、電源の保護回路と安定化電源 48V 0.5A設定に助けられました

故障が疑われる部品を外してみました。
が!、いたって正常。原因は他にあるようです。

以下 部品メモ
IRF640N(データシート) N-Channel Power MOSFETs 200V 18A
7805A(データシート) 5V 1.5A レギュレータ
ES1D(データシート) 高速タイプ 1.5A 200V耐圧 整流ダイオード

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