2017年5月14日日曜日

【話題】アウトランダーPHEVバッテリ 放電テストの分析

前回の放電テストの結果についてまとめます。結論を先に書くと、セルの品質がそろっていてCMUによるセルバランサの効果もあり非常に取り扱いやすいバッテリパックとなっています。短期間であれば両端電圧のみの監視でも十分使えるレベルではないでしょうか。

では放電テストの分析に戻ります。

実験環境はこちら、終了は電圧26V以上/出力600Wを維持できなくなった段階とします。
放電時間-電圧のグラフはこちら、なんと102分も動作しました。
DCワット計では、42.109Ah、1279.6Whを記録しました。素晴らしい。

テストでの最終放電レートは0.65Cであり、1C放電値と同等に比較することは出来ませんが、105%の容量を確認することが出来ました。
 
2017/5
27V時電流
最終
放電レート
電池1
1279Wh
42.1Ah
105.3%
25.93A
0.65C
電池2
1267Wh
41.8Ah
104.5%
25.93A
0.65C

放電開始前  共に4.19Vでほぼそろっている状態。
放電終了直後
 電池1(3250)
   3.507、3.519、3.522、3.521、3.510、3.525、3.508、3.532
 電池2(3247)
   3.496、3.495、3.513、3.497、3.510、3.500、3.517、3.502

電池1について数回充放電を繰り返してみましたが、セルのバラつきは殆ど確認できませんでした。

リーフバッテリの時もそうでしたが、セル容量がそろっていないと能力を発揮できないのがよくわかりました。これからリーフバッテリを組みますが、最初にセル容量の確認から始めたほうがよさそうです。