新しいパネルが来たので、GTIの様子を観察してみましたので紹介します。
朝からもくもくした曇り空で一部青空が見えるかなと言う天気。
パネル:(100W+100W)、発電量:AC16W
MPPTが点滅し一生懸命調整しています。Vmp 36Vですが、25.7~34.0Vと8.37Vの揺れ。
パネル:(100W+100W)、50W、50W、発電量:AC17W
50W 2枚は西面のため午前中は日陰となっています。ただ、曇り空なので散乱光が強く2W程度増加を確認しました。MPPTは引き続き点滅していますが、いきなり接続したので少し波形がとがっています。DC電圧は27.0~33.3V 6.3Vの揺れと、並列接続により出力が安定してきています。
パネル:(100W+100W)、50W、50W、発電量:AC18W
少したつと以前のような丸みを帯びた波形になります。電圧変動も4.9Vと少なくなってきました。
パネル:(100W+100W)、50W、50W、発電量:AC18W
太陽高度が低いため、太陽光のセルにあたる量がまばらでなかなか収束しません。
増設パネルを付けたおかげで以前よりも収束する確率が高くなってきているような気がします。
収束したときの波形。MPPTランプは点灯状態です。
もくもく雲なので、日射量も刻々と変化しています。MPPTが追従しようと頑張っているときの波形を2枚
午後1時過ぎに青空が出てきました。100Wパネル2枚は完全に日陰に、増設パネルには日が当たっています。
この状態でAC 76Wの発電を確認しました。100Wパネルを外すと10W程度下がるので66Wが増設分の発電量となります。GTIのロス等を考慮すると78W程度発電しているようです。
そのときの波形はこちら。相変わらずVmp 36Vのところを30V程度で運用しています。パネル特性がどうなのか不明ですが、GTI側の制限でこうなっているような感じですね。リニアに最大電力を追求するのではなく、VocからVmpを割り出し一番近い特定の電圧に収束するようにコントロールしているような気がします。
2015年6月6日土曜日
2015年6月4日木曜日
グリットタイインバーター君(SY-GWV-600W) パネル増設だ!
100Wパネル2枚が手すりの陰で性能を発揮できずにいるので、援軍を呼びました。
ジャーン、50Wパネルです。とても小さくて、設置も楽に出来そう。これを2枚増設です。
商品写真と違うので少し焦りましたが、仕様は同じようです。翌朝Voc電圧を測りましたが問題ありませんでした。
このパネルの特徴は、Voc 44.0V、Wmp 35.5Vあり、今使っている100Wパネル(Voc 22.0V Vmp 18.0V)を2枚の構成に並列に接続することが出来ます。
よ~く見ると1枚に見えるセルが6分割されています。0.5V×6×12=36V
ただ、問題点もあります。なんと、コネクタがMC4ではありません。
端子ボックスの中身。バイパスダイオードは入っています。並列接続する場合は逆流防止ダイオードを付けた方がよいのですが、付けずに行きます。
MC4コネクタを付けて完成。防水性能が怪しいので、コーキングしたほうがいいんでしょうけど、壊れたときはまた新しいの買えばいいよね。何事も経験です。
最終的な接続構成はこんな感じです。
分岐ケーブルはamazonから仕入れました。
2015年6月1日月曜日
ベランダ発電所(グリットタイインバーター) 5月実績
総発電量 5.0KWh。ベランダの手すりの陰に悩まされながらも、細々と発電しています。
東京電力 従量電灯Bの第3段階換算(35.9円/KW)で180円の削減となりました。
日別推移。
手すりに直角に取付けて少しは改善しましたが、遂にお昼頃になると日が当たらなくなってしまいました。午前中の少ししか日が当たりません。(T_T) 西面のベランダには午後から日が当たるのでパネル増設を検討中です。
KW発電量と日射量との関係
東京電力 従量電灯Bの第3段階換算(35.9円/KW)で180円の削減となりました。
日別推移。
手すりに直角に取付けて少しは改善しましたが、遂にお昼頃になると日が当たらなくなってしまいました。午前中の少ししか日が当たりません。(T_T) 西面のベランダには午後から日が当たるのでパネル増設を検討中です。
5月実績
5月総発電量 1,536KWh
1KWあたり発電量 146.1KWh、1日平均発電量4.71KWh
日照時間(羽茂)は平年比 142.8%、新潟市の日射量は平年比 122.0%となっています。
4月の分を一気に取り戻す勢いで、月単位としては過去最大の発電量となりました。
発電量推移
昨年の4・5月と比較すると14KWh及びませんでした。
日別推移
パワコン動作状況
7~17時の1時間毎発電量を元にパワコンの稼働率を求め、累積グラフにしました。
1号発電所 概ね90%まで出力 平均 51.2%
2号発電所 概ね85%まで出力 平均 55.7%
1KWあたり発電量 146.1KWh、1日平均発電量4.71KWh
日照時間(羽茂)は平年比 142.8%、新潟市の日射量は平年比 122.0%となっています。
4月の分を一気に取り戻す勢いで、月単位としては過去最大の発電量となりました。
発電量推移
昨年の4・5月と比較すると14KWh及びませんでした。
日別推移
パワコン動作状況
7~17時の1時間毎発電量を元にパワコンの稼働率を求め、累積グラフにしました。
1号発電所 概ね90%まで出力 平均 51.2%
2号発電所 概ね85%まで出力 平均 55.7%
2015年5月24日日曜日
太陽光監視ソフトを更新してみた
太陽光監視ソフトを作って細かな発電状況の確認に利用していましたが、いつも使っている佐渡ライブカメラのバージョンアップにより画像取得が出来なくなってしまいました。
以前に比べ高解像度のカメラに変更になったため、美しい佐渡の景色を堪能できます。是非一度アクセスしてみてください。
んで、本題に戻りますが。ダウンロードできなくなった原因は
サイトがhttp://からhttps://になったため、VBAのURLDownloadToFile関数が使えなくなったことに起因します。バージョンアップで対応できれば良いのですが、更新されていません。とても残念です。
有名な関数なので、既に先人が代替プログラムを作成されています。
初心者備忘録 VBAでインターネット上のファイルをダウンロードする方法をまとめてみました。
外部環境に影響しない作りになっているのでコピペするだけで簡単に導入することが出来ました。
これだけだと芸がないので、少しレイアウトを変更して完成。綺麗な写真を楽しみながら発電状況を確認することが出来ます。
久々に使いましたが詳細グラフで確認できるのは気持ちいいです。
以前に比べ高解像度のカメラに変更になったため、美しい佐渡の景色を堪能できます。是非一度アクセスしてみてください。
サイトがhttp://からhttps://になったため、VBAのURLDownloadToFile関数が使えなくなったことに起因します。バージョンアップで対応できれば良いのですが、更新されていません。とても残念です。
有名な関数なので、既に先人が代替プログラムを作成されています。
初心者備忘録 VBAでインターネット上のファイルをダウンロードする方法をまとめてみました。
外部環境に影響しない作りになっているのでコピペするだけで簡単に導入することが出来ました。
これだけだと芸がないので、少しレイアウトを変更して完成。綺麗な写真を楽しみながら発電状況を確認することが出来ます。
ライブカメラ画像は10分毎にファイルに保存していますので、いつものモーションGIFはこれを元に作成しています。今度のライブ画像は時刻も入っているので、一手間省けるのも嬉しい。
2015年5月17日日曜日
純正モニタとクラウドHEMSの見え方の違い
折角設置したHEMSが接続トラブルのため夏まで運用出来ないので、代用として従来のモニタで確認できるか検討してみました。
前回の内容はこちら「シャープ クラウドHEMSでパワコンの稼働率が把握できるか確認してみた」
両者の違いは
純正モニタ
・測定間隔 60分
・測定単位 シャープパワコン 1W単位
外部パワコン 100W単位
クラウドHEMS
・測定間隔 15分
・測定単位 シャープパワコン 4W単位
外部パワコン 400W単位
稼働率を確認する場合は出力の精度よりも時間軸の精度が重要ということが分かりました。
最大稼働率の傾向はどちらも同じなので、パネル増設が必要かどうかの判断には両方とも問題なさそうです。
前回の内容はこちら「シャープ クラウドHEMSでパワコンの稼働率が把握できるか確認してみた」
純正 1号 橙、2号 緑 、 HEMS 1号 赤、2号 水
両者の違いは
純正モニタ
・測定間隔 60分
・測定単位 シャープパワコン 1W単位
外部パワコン 100W単位
クラウドHEMS
・測定間隔 15分
・測定単位 シャープパワコン 4W単位
外部パワコン 400W単位
稼働率を確認する場合は出力の精度よりも時間軸の精度が重要ということが分かりました。
最大稼働率の傾向はどちらも同じなので、パネル増設が必要かどうかの判断には両方とも問題なさそうです。
2015年5月15日金曜日
読者質問回答 GTIって本当に大丈夫なの?
K様よりGTIに関する質問を頂きましたので回答します。
Q1.こんな小さな機械で本当に大丈夫なの?
A1.売電に使うパワコンも、GTIで使うパワコンも中身(構成)は殆ど同じです。扱う電圧やW数の違いなどにより差が出ているだけです。
主な違い
Q1.こんな小さな機械で本当に大丈夫なの?
A1.売電に使うパワコンも、GTIで使うパワコンも中身(構成)は殆ど同じです。扱う電圧やW数の違いなどにより差が出ているだけです。
主な違い
売電用パワコン | GTI | |
・電圧 | 200V | 100V (一部200V用もあり) |
・容量(W数) | 2,000~5,500W | 200~1,000W |
・接続方法 | 専用回路 | コンセントに接続 |
・DC入力電圧 | 70~400V | 10~60V |
・変換効率 | 95% | 80~95% |
身近なところでは、IH機器に例えることが出来ます。台所に固定設置されている物は200Vで2,000~5,000Wのものが主流です。
簡易コンロとして100Vコンセントに接続して使える1,200W程度の物もありますが、怪しいと言う人はいませんよね。
GTIも簡易コンロと同じで、容量が少ない変わりにコンセントに繋いで手軽に使える機器です。売電用のパワコン同様に、電力会社から来ている電気と協調して動作していますし、家庭内で消費する以上に発電すれば、電力会社側に売電(逆潮流)する能力も持っています。
簡易コンロとして100Vコンセントに接続して使える1,200W程度の物もありますが、怪しいと言う人はいませんよね。
GTIも簡易コンロと同じで、容量が少ない変わりにコンセントに繋いで手軽に使える機器です。売電用のパワコン同様に、電力会社から来ている電気と協調して動作していますし、家庭内で消費する以上に発電すれば、電力会社側に売電(逆潮流)する能力も持っています。
Q2.宅内で消費しきれなかった場合、逆流して大変なことになるのですか?
A2. Q1で回答したとおり、GTIだからこうなるといった物理的な問題はありませんが、電力会社との契約上の問題が発生します。
・通常の売買契約では、売電(逆潮流)は禁止されています。売電すると電力計が逆回転しメーターの不正操作に該当してしまうそうです。ただ、モーターが停止する場合などにも多少の売電(逆潮流)が発生するため、恒常的に発生しなければ問題視されることは殆どありません。
対処方法としては、デジタルメーターへの交換があります。アナログメーターは逆回転しますが、デジタルメーターは逆回転しません。売電(逆潮流)しても、無料で電力会社に電力を供給しているだけとなり、詐欺行為にはならなくなります。
・GTIは世界的に販売されている商品で、一般的な規定(停電時に電気を停止する機能や、電気の質)を満たしていますが、電力を供給する装置である以上はトラブル発生時に他の機器に影響が出る場合があります。
これは認証をうけた売電用パワコンでも同様ですが、メーカー保証や動産保険とセットで運用されている場合が多いため、何かあった場合は保険で対処できます。DIY向けの保険があれば安心ですが、詳しくないので分かりません。
最後にGW中の自宅消費電力の推移をグラフにしました。家にだれもいないと60W程度に収まっています。
中華製200Wパネル+GTIの最大発電量は120Wくらいなので、一般的な家庭ではこのくらいが丁度良いのかも知れません。残念ながら我が家のGTIはベランダの柵の影響で50Wくらいしか出ないのでもう少し増やしたいなと考えています。
A2. Q1で回答したとおり、GTIだからこうなるといった物理的な問題はありませんが、電力会社との契約上の問題が発生します。
・通常の売買契約では、売電(逆潮流)は禁止されています。売電すると電力計が逆回転しメーターの不正操作に該当してしまうそうです。ただ、モーターが停止する場合などにも多少の売電(逆潮流)が発生するため、恒常的に発生しなければ問題視されることは殆どありません。
対処方法としては、デジタルメーターへの交換があります。アナログメーターは逆回転しますが、デジタルメーターは逆回転しません。売電(逆潮流)しても、無料で電力会社に電力を供給しているだけとなり、詐欺行為にはならなくなります。
・GTIは世界的に販売されている商品で、一般的な規定(停電時に電気を停止する機能や、電気の質)を満たしていますが、電力を供給する装置である以上はトラブル発生時に他の機器に影響が出る場合があります。
これは認証をうけた売電用パワコンでも同様ですが、メーカー保証や動産保険とセットで運用されている場合が多いため、何かあった場合は保険で対処できます。DIY向けの保険があれば安心ですが、詳しくないので分かりません。
最後にGW中の自宅消費電力の推移をグラフにしました。家にだれもいないと60W程度に収まっています。
普段はUPS配下のNW機器や炊飯器などの家電も動作しているので、150Wくらいは常に消費しています。
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