2016年11月12日土曜日

SUN-1000GTIL2-LCD ファン音、Grid Error

今日は朝から晴天に恵まれましたので、まったり発電状況を観察。

以下の3点を確認することが出来ました。

1.ファン音
 11時頃、ゴーーーーというファンの音が!! 幸いすぐに止まりましたが、2連ファン音はかなりのものです。1日で3回くらい発生しました。本体のフィンは32℃くらいなので、内部温度上昇に伴う換気でしょう。

2.Grid Error
 マニュアルによると、「ACケーブルが外れているか、ACの電圧、周波数がインバーターの仕様範囲外」とあります。電圧は100.2~101.4V、周波数は50Hzで問題ないですし、エラー、復帰、エラー、復帰と数回繰り返した後は出なくなりました。

This indicates that the AC cable is not connected with the utility grid,or AC voltage or frequency of the utility grid is out of the range of the specification of the inverter.Please check the
AC cable and the outlet of the utility grid,you can use a multimeter to measure the AC voltage
or frequency,then you can judge what is wrong about the AC output.

3.意味不明の出力停止
 前項2と関連すると思われますが、エラー表示もなく、雲等の発電変動もない状態で、突如の出力停止が頻発しました。下記グラフの山が立っているところが頻発した時間帯です。
 パッと見、晴天でしたが、時々変動していたのである程度は理解できますが、そうでない時にも起きていたので少し気になります。

11/9 と11/12の発電状況を比べると一目瞭然です。全天日射量は13.80MJ/m2、13.05MJ/m2とほぼ同じですが、事象が発生した時間の出力が低下しています。


違いはパソコンが起動しているかくらいです。そういえば前回GTIが破損したのはパソコンの電源を切った時刻と一致していますし、下記のYoutubeでも近くの機器から影響を受けていたりしているので、GTIは見かけによらずデリケートなのかもしれません。

2016年11月10日木曜日

SUN-1000GTIL2-LCD 基本動作確認編

基本的な動作について検証していきます。

【検証1】 待機電力
 ・以前のGTIと異なり商用電力からパワーをもらっているので、待機電力が大きめのようです。諸元では待機電力0.5W未満とありますがちょっと怪しい感じ。

数Wレベルを測れる機器がないため、多少の誤差はありますが、

ワットチェッカー(TAP-TST) 3W
REX-eco            3.3W

設定の液晶表示On/Offを試してみましたがほとんど変化なし。一晩放置したらかなりのロスとなります。

REX-ecoは消費方向のみ測定できるのですが、1日の経過がこちら、
46.9Whも消費してる!! まぁ、一般的な太陽光パワコンと同じ動作と言ってしまえばそれまでですが少し残念な感じ。

【検証2】 発電時の動作
 ・発電量が数Wと少なく安定した送電が出来ない時の動作
   ⇒MPPT動作中に「ジージー」といういつもの音がしますが、定期的なリセットはかからず常に調整を繰り返している。
・送電量が50W以上
   ⇒動作音は殆どなく、雲などで発電量が変動した場合のみ「ジージー」音が出るが数秒で収まる。

【検証3】 発熱
 ・11月で気温が低いこともあるが、200W程度の入力では殆ど熱を持たず、ファンも回らない。
内部冷却のために時折10秒程度動作するので、部屋に置いているとビックリする^^;

【検証4】 送電効率
 ・前回と同様の構成で測定してみた。新GTIは発電量が表示されるが、手持ちのワット計とは5W程度差が出ており、本体の方が高い。
目視による適当読みですが、概ね変換効率87%、固定損失7.2Wといったところ。
こちらも諸元では最高90%なのでMAX入力付近では出るのかもしれない。

以前のGTIデータと比較すると、変換効率88.4⇒87.4%、固定損失4.9⇒7.7Wと性能が低下しているように見えるが実際の送電量は上がっているように感じる。

理由としては、
 ・新GTIはリセットによる機会損失がないため、太陽光パネルからの電力を常に溜め込み、適宜送電出来ている。
  追記 出力50W付近までは、常に調整しながら動作していますが、それ以上では規定値以上の変動で以前のGTI同様に動作を停止させるようです。ただし頻度は下がっています。.
  追記2 バッテリ放電モードが追加されたファームではほとんど発生しなくなりました。

 ・以前だと冬場でも200W近くでファンが回っていたが、新GTIでは回らない。約3Wの改善
  追記 内部温度上昇に伴い1時間に一回程度ファンが回ることがあります。

 実際の発電状況がこちら、9時に独立系のバッテリが満タンになったので、50WをGTIに切り替えて300W運用にしていますので、それ以降を見てください。
 天候は晴れ、太陽の角度で補正した算定パネル容量に対して80%近い値が出ています。通常環境ロスは10%程度あるのでGTIの変換効率を考えると妥当な値でしょう。

2016年11月9日水曜日

SUN-1000GTIL2-LCD 操作編

コンセントに接続してみると液晶画面が点灯しました。よかった動いた!! ^^;

最近の中華はカラー液晶が好きなのかな。自分もこういうの好きです。

メニュー表示画面。電源波形、発電グラフ、日時設定、設定となっています。

電源波形画面。ACの波形が見れるだけです。あまり意味はなさそう。

発電グラフ、当日のグラフのみ見れます。当日発電量と積算発電量を確認できます。

設定画面、CTセンサによる送電制限を掛けるときは、Limit Mode+InternalLimiterをチェックします。とりあえずはOFFでいいかな。
BatteryDischargeCurrentModeとBatteryDischargePowerModeはまだ使えないようです。



新GTI到着しました。SUN-1000GTIL2-LCD ハード紹介

前回予告していましたが、やっと到着しました。「SUN-1000GTIL2-LCD」です。

購入時の型番は「GAIA-1000GTIL2-LCD」ですが、思った通りSUNが送られてきました。

内容物はマニュアル2冊と本体、CTセンサ、電源ケーブルです。


仕様ラベルも御覧の通り。

電源コネクタは普通の3Pタイプ。しかし、ファンが威圧的です。回ったら五月蠅いんだろうな。

DC入力、外部センサ端子、付属CTセンサ端子と並んでいます。

以前のDC入力端子は外れませんでしたが、今回のは取れるタイプ。そこで丸形コネクタケーブルを作成しました。

さぁこれで準備完了です。

2016年11月6日日曜日

MPT-7210A発熱状態を確認してみた

某ブログでMPT-7210Aの記事を楽しく拝見していますが、なんか自分に振られたような気がしたので検証してみました。

簡単な負荷がなかったので、白熱電球を適当に接続。

電源は250W Voc42Vの太陽光パネルを使用。

実験はこんな感じで行いました。

19.5Wで10分程度放置した状態がこちら、PowerFETではなく抵抗と周辺のチップ2個が発熱しています。
抵抗 47.3℃
下のチップ 46.2℃
右上のチップ 38.2℃
電圧を70Vにして実験継続
抵抗 72.1℃
PowerFETはまだやんわり 44.6℃
下のチップ 49.5℃
ここからは元に戻しファンを回した状態。Max90Vなので85Vに設定
脇から覗くとやはり例の抵抗がメチャ熱くなっている。これなんのための抵抗なんだろう。

2016年11月2日水曜日

ベランダ発電所(グリットタイインバーター) 10月実績

ベランダ設置の300Wパネルで待機電力をカバーしています。

10/9より50W切り離し250Wで運用していましたが、11/26突如のGTI故障に見舞われ現在停止中です。早期の復旧を図っていますが、中国から発想の連絡はいまだに来ません。

総発電量 12.71KWh


日射量との関係(10日毎に色を青→黄→赤と変えています。)

10月実績

今月はまぁまぁかな。

総発電量 1,085KWh

1KWあたり発電量 86.49KWh、1日平均発電量2.79KWh
日照時間(羽茂)は平年比 122.8%、新潟市の日射量は平年比 98.8%となっています。

新潟市と羽茂で雲の流れがかなり違っているようですね。

新潟市日射量

発電量推移

パワコンの動作状況
7~17時の1時間毎発電量を元にパワコンの稼働率を求め、累積グラフにしました。
 1号発電所 最大 78% 平均  29.3%
 2号発電所 最大 93% 平均  39.0% 最大発電 0時間