2016年1月10日日曜日

Panasonic LDA7L-G LED部品利活用してみた

壊れてしまったPanasonic LED電球ですが、

  以前の分解記事はこちら)
    ・Panasonic LDA7L-G 故障

LED部分は正常だったので、利活用できないかチャレンジしてみました。

どのくらいの電圧で点灯するか手回し発電機で調べてみました。3~12Vで4W程度の能力があるのでLEDライトのチェックにはちょうど良い電源です。

結果として、2直列の状態で10V程度から点灯しだし11V付近で安定します。

3セルリポで点灯させたいので丁度いいかんじです。回路としては2並列×2直列を4並列としました。並列回路にするとLEDの電気特性のバラつきの影響で明るさに影響がでるのですが、このLEDでは特に問題なかったので気にしないでおきます。

ジャンパを入れたので元々ついていた反射器は付けられないため撤去。

手回し発電機とパワー計を接続して実験開始です。

全てのLEDが均等に点灯しています。2個点灯してないのは、分解したときのチェックで破損してしまいしまた。

30W相当(390lm)のLED電球ですが、手回しでこんなに明るく光ってくれました。
 パワー計の読みは、11.34V、0.34A、3.9W

あとは適当な抵抗で調整してもよいですが、折角なので定電流回路をつけてみたいと思います。

2016年1月2日土曜日

SUGOI SOLAR(SS-10W2F) とPERFECT NEOでリポ充電してみた

SUGOI SOLAR(SS-10W2F) の12V出力は「中身確認してみた」で調べたとおり、太陽光パネルにショットキーバリアダイオードが付いただけの簡単なものです。

パネル仕様は記載はありませんが、
  解放電圧(Voc) 17.54V

充電器 PERFECT NEOのDC入力電圧は11~18Vですので、直結しても問題なさそうです。

実験の様子は以下の通りです。

今日は若干雲がかかった感じだったのですが、概ね5W程度出力されていました。
 DC入力  13.35V × 0.36A = 4.8W
 充電出力 11.52V × 0.2A  = 2.3W

3セルリポ、0.2A設定(2.3W)では問題ありませんが、0.3A設定(3.5W)では入力電圧低下のアラームで停止してしまいました。充電器で2W程度消費されているようです。

実験とはいえ、パネルだけでも充電できてしまうことにビックリです。

ラジコンをやられている方はバッテリで充電していますが、太陽光パネルと組み合わせて運用すれば複数バッテリ用意する必要がなくなります。問題はフレキシブル太陽光パネルが少し高いんですよね。

2016年1月1日金曜日

ベランダ型太陽光発電所(グリットタイインバーター) 2015年収支報告

ベランダ型太陽光発電所(グリットタイインバーター) 機器構成(2016/01)でシステム価格が確定しましたので、2015年の収支報告をしたいと思います。

支出の部

収入の部

なんと103KWhも発電してくれました。

3~12月の消費電力が2,766KWhですから3.72%は太陽光でカバーできた計算になります。

KW単価 30円で計算しても3,100円なので、ケーブル1組くらいは浮いた計算になります。

パネルを屋外に移動したのは8月なので、年間換算で5,100円程度の経済効果が見込めそうです。
ただ、これでも単純計算で12.5年も掛かってしまいますね。^^;

副次効果としては、太陽光発電を始めると省エネに目覚めるので年間消費はかなり削減されています。

東京電力の電気家計簿によると、
 2014年 3,867KWh 115,970円
 2015年 3,418KWh  99,772円

449KWh 16,198円 の削減となりました。太陽光で103KWh削減してるので、省エネで346KWh削減となります。

太陽光と合わせてHEMSシステムも導入しているのであれですが、思ったよりも早く回収できるかもしれません。

ベランダ型太陽光発電所(グリットタイインバーター) 機器構成(2016/01)

新潟おてんとサンの記事からスタートしたベランダ太陽光発電ですが、構成機器の追加があったので再度まとめてみました。

参考にさせていただいたのは、


なんやかんやで6.2万円も掛かっており、KW単価21万円となっています。原因は簡単で、小型パネルは割高というのと、パネルが6枚もあるのでケーブル代が無駄に高くなっています。

発電だけでは元が取れませんので、将来にむけ色々実験して行きたいと思います。

ベランダ発電所(グリットタイインバーター) 12月実績

総発電量 24.3KWh。
ベランダ設置の300Wパネルで待機電力をカバーしています。

シミュレーション値 29KWhに対して83.8%と低調に終わりました。
全天日射量は平年比98.2%なのでシミュレーションと先月に引き続き乖離しています。



KW発電量と4.09とついに目標達成です。10日毎に色を青→黄→赤と変えてみると一か月間ほとんど変化がなくなっています。

ちなみににゃんた1号発電所はこんな感じです。高いシステムよりも設置環境がいかに大切かがわかります。

12月実績

昨年は大雪に襲われ散々でしたが、今年は暖冬でほとんど雪を見ることなく新年迎えることができました。
素晴らしい発電量です。

総発電量 507KWh
1KWあたり発電量 40.4KWh、1日平均発電量1.30KWh
日照時間(羽茂)は平年比 134.1%、新潟市の日射量は平年比 106.4%となっています。

新潟市日射量

発電量推移

パワコンの動作状況
7~17時の1時間毎発電量を元にパワコンの稼働率を求め、累積グラフにしました。
 1号発電所 最大 68% 平均 13.3%
 2号発電所 最大 75% 平均 18.9%

SUGOI SOLAR(SS-10W2F) で安定して充電させるための実験

充電中の電圧の変化をオシロで眺めてみました。

・正常な状態から、異常な状態に変化する様子

・上記は複数端末をぶら下げて発生させているのですが、単一機器での波形を拡大してみるとほとんど充電できていないことが分かります。

前回の実験ではUSBハブによる安定化を図りましたが、パネルからの給電が一定値を下回ると同様に不安定になってしまいました。そこで、USBハブがどのくらいの電力で飽和するか実験してみました。

電源供給原としてはAnkerのPowerIQ 5ポートを利用。

ELECOMのUSB2.0 USBハブ


バッファローのUSB3.0 USBハブ


SUGOI SOLAR(SS-10W2F)は屋外晴天時には1.5A程度でますが、屋内では0.9A程度です。

お手軽な電流リミッターとしてUSBハブが使えることがわかりましたので、用途にあわせて選択するのがよろしいかと思います。

最終的なゴールとしては、パネルとDC-DCコンバーターの間に蓄電池を入れるのが正しい解決方法だと思います。