ヤフオクで面白そうなものがあったので落札してみました。
DENRYO SK-1000-124 24V 1000W
出品者コメントは、
・電源入らず。
とのこと。
そこそこ綺麗だが
全体に油のようなヌルヌルがあり、後部ファン付近には液状のまま存在しています。少なくとも水ではなさそう^^;
そして、決定打はこれ、白い粉上のものがあり、アルミが腐食しています。
インバ沼の師匠がいっていた、怪しい粉ってこのことなのかな??
以前の話では水分を含むと透明な液体になるそうなので、
ケースは中性洗剤で水洗い、
基板はアルコールで洗浄しました。
さて、綺麗になったところでゆっくり現状確認しましょう。
見てすぐに分かるように、前持ち主の方の修理痕がそこかしこに見られます。
IGBT、FETはいつもの配置。
IGBT、FETはショート等の目立った故障は見られず。
IGBT ST
GW20NC60VD(データシート) N-CHANNEL 30A - 600V
FET ・・・ 適当に写真とったので読めないや ^^;
トランス、コイル側、
ヒューズは正常。
基板周辺のパターンは剥離しており、ジャンパで無理やり繋いでいる。
この線はパターンごと撤去。
実は反対側も結構やられている。
この機種ファン吹き込み口が弱いんですよね。
色が変わっている部分は錆が入っているので、剥がし半田メッキ。
配線は裏面で飛ばし。
この修復で気づいたのですが、先ほどの裏面も錆びてますね。
なんとか繋がっていますが、念のため心線を追加し修復。
制御基板は目立った破損は見られず。
その他部品も問題なし。
さて、動くかな・・・・
残念ながらピクリとも動かず。
気を取り直して基板を眺めていると、黒い点を発見!
擦ってみると、はやり断線していました。勝ったなニヤリ (^^♪
先ほどと同様に、心線をいれて修復。
と言う事で、再チャレンジ!
100V キター(≧▽≦)
電圧を振ってみましたがLED正常。
無負荷で14W。とりあえず30W負荷で連続テストしてみるかな。