バッテリの並列接続は問題点が多いのも事実で、
[1].循環電流による寿命劣化
[2].容量が劣化電池に引っ張られる
[3].並列部の1個が破損した場合全体に影響が出る
[1][2]に関しては同じロットの電池を使うことで解消可能です、そもそも車載用リチウムイオン電池は内部抵抗が小さいので、個人的には影響が小さいと考えています。
[3]に関しては、そもそも大容量のバッテリが欲しい状況なのですから、40Ah×8個に穴があくのと320Ah×1個に穴があくのは同じ状況です。分割し個々の安全装置を付けるのは、より安全な回路を目指す取り組みとして意味がありますが、並列が即NGの理由にはならないと思います。
とはいうものの、リチウムイオン電池のトラブルが多く、より安全な回路を目指す必要があるので、一般的に許容されている2並列×3直列で組んでみました。
何のことはない、【LEV40 3S 100A BMSシステム】を2並列に変更しただけです ^^;
こんな感じに並べて、
えいやっと配線します。
真ん中の穴に簡易バッテリメータを付けたいのですが、配線が大変なので空きスペースに移動し、穴はシールで塞ぎました。
BMS周りの配線は5.5sq×1本から2本に増やしケーブルとしては100A流せます。あとは中華BMSの実力拝見といった感じ。
主な仕様、
・縦175*横300*高125
・重さ 10.8Kg
・マンガン酸リチウムイオン電池 3S 80Ah(LEV40 2並列×3直列)
・電圧範囲 9.9~12.6V(1S 3.3~4.2V)
・充電完了電圧 12.6V
・通常放電量 100A
・過電流保護 200A(9ms)
・過充電保護 4.28V、4.08V回復
・過放電保護 2.9V 、3.0V 回復
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