2015年10月1日木曜日

ベランダ発電所(グリットタイインバーター) 油断すると逆潮流発生!

太陽高度が下がってきて、俄然やる気が出てきたベランダ発電所(グリットタイインバーター)ですが、自宅内の消費状況によっては逆潮流の危険が出てきました。

 シルバーウィークの事例がこちら。冷蔵庫の動作状況によって20W程度の逆潮流が発生しています。長期のお休みだったので、UPSは停止状態。ウォシュレットはコンセントを抜いた最低限の状態となっております。給湯器や火災報知器などモニタできていない機器もあるのでギリギリセーフかと思いますが、今後は要注意です。

 逆に、UPSが停止中にも関わらず18Wも消費しているってのはやっぱりエコじゃないですね。
1日あたり333Whも消費しており、GTIで発電した電力の半分も持って行かれてしまっています。


ちなみに、通常日だとまだ70Wほど余裕がありますので問題ありません。

ベランダ発電所(グリットタイインバーター) 9月実績

総発電量 9.8KWh。
ベランダの外に出してから調子良いです。

東京電力 従量電灯Bの第3段階換算(35.9円/KW)で350円の削減となりました。
本当は燃料調整費の値下げがありましたが、気にせずこの値を使います。


KW発電量と全天日射量との関係
遂にKWあたり2.28まで改善してきました。目標の4.0で逆算すると170Wパネルシステム相当となります。50Wパネル1枚の調子が悪いので、実質260W程度なのでもう一踏ん張りです。

9月実績

今年の9月は昨年と違い前半曇りがちでした。おかげで田んぼも干せず大変でした。

総発電量 1,094KWh
1KWあたり発電量 87.1KWh、1日平均発電量2.90KWh
日照時間(羽茂)は平年比 93.2%、新潟市の日射量は平年比 91.5%となっています。

新潟市日射量

発電量推移
去年が良かっただけに、今年の落ち込みが大きいですね。2KW増量も見る影もありません。

日別推移

パワコンの動作状況
7~17時の1時間毎発電量を元にパワコンの稼働率を求め、累積グラフにしました。
 1号発電所 最大 84% 平均 29.0%
 2号発電所 最大100% 平均 41.2% 100%稼働 2時間

2015年9月5日土曜日

クランプテスタで太陽電池パネルの電流を測定してみた(STRAIGHT AC/DCデジタルクランプメーター 15-147)

太陽光パネルの電流測定がしたくて購入してみました。パワー計でも計れるのですが、複数経路あると接続が大変ですし、色々な所を調べたいときはクランプ方式のものが楽ちんです。

 今回購入したのはこちらです。クランプでは電流を、テストリードを付けると電圧や抵抗、温度を測定できます。
小型のものが欲しかったのですが、実物でみると少し厚みが気になります。

太陽光パネルを3組並列に接続しているので逆流しているか気になっていました。
測定結果は
 1: 3.18A
 2: 2.37A
 3: 0.77A
 4: 0.06A
 5: 0.64A
逆流している場所ではマイナス表示になるのですが、問題ありませんでした。

GTIの制御電圧は30Vに収束しているので、それぞれのパネルでは
 200Wパネル  95.4W
 50Wパネル-1   1.8W
 50Wパネル-2 19.2W
天候や設置条件が悪いので出力が悪いのは理解できるのですが、50Wパネル-1は明らかに異常です。
接続を外し解放電圧を測定すると、
 異常パネル 39.9V
 正常パネル 40.2V
であり、そんなに違いはありません。

単独でGTIに接続してみましたが、やっぱり傾向は変わらず。う~ん、どうしよう。

2015年9月1日火曜日

2号発電所 2KW増設分のKW発電量&ピークカットの推定

7/11から5.5KWに対して7.65KWの過積載運用になりましたが、一ヶ月以上稼働したので分析してみたいと思います。

増設しなかったときの発電量は、1号発電所の昨年比から推定しました。7月に関しては新潟市の日射量を元に11~31日分の比率で出しています。

結果はこちら、

思ったよりも多くのピークカットが発生している!!

 計算間違いかなと思いましたが、3~6月の増設していない期間が安定しているのでそれもなさそうです。ちなみに、この差は昨年7月に伐採したケヤキの陰の影響だと思います。8月の条件は昨年と変わっていないため、補正は必要ないと考えられます。

8月の時間あたり発電量5KW以上の頻度は
  5000 4回
  5100 4回
  5200 8回
  5300 6回
  5400 5回
  5500 9回

パワコンの稼働状態もそんなに悪く見えませんが、雲による細かなピークカットは見えないため、実際の100%稼働時間はもっと多いのかも知れません。

増設分のKW発電量 104.5Kをどう見るかで判断が分かれますが、一喜一憂せず年間での発電結果が出るまで見守りたいと思います。

追記
母屋までの電線のロスがどのくらいあるか計算してみました。

線路抵抗
 ・3.5~5.5sqとした場合導体抵抗は、3.33~5.2Ω/km。母屋まで30mとし、電線のつなぎ込み0.001Ω×2から
  → 0.1019~0.1580Ω

流れる電流
 ・2KW増設パネル発電量を260KW。7Aの電流(1827W相当)が142時間と仮定

電線で消費される電力は 
  W=R × I ^ 2
  4.99~7.74W
電力量Whは
  710~1101W

集線箱は0.5%のロスが発生するようなので
  260KW × 0.005 = 1300W  

合計2.4KW程度のロスはありそうです。

2015年8月31日月曜日

ベランダ発電所(グリットタイインバーター) 8月実績

総発電量 8KWh。
ベランダの外に出してから調子良いです

東京電力 従量電灯Bの第3段階換算(35.9円/KW)で287円の削減となりました。


KW発電量と全天日射量との関係
以前よりはかなりマシになりましたが、まだ最高1.5程度です。ここ数週間でかなり太陽高度が下がってきているので今後に期待です。

8月実績

前半は調子よかったですが、後半台風等で荒れてしまいました。

総発電量 1,419KWh
1KWあたり発電量 113.0KWh、1日平均発電量3.65KWh
日照時間(羽茂)は平年比 91.3%、新潟市の日射量は平年比 93.9%となっています。

新潟市日射量

発電量推移
昨年の8月が最悪の月だったのでよく見えますが、概ね平年並みの発電に収まっています。

日別推移

パワコンの動作状況
7~17時の1時間毎発電量を元にパワコンの稼働率を求め、累積グラフにしました。
 1号発電所 最大 84% 平均 34.5%
 2号発電所 最大100% 平均 52.1% 100%稼働 9時間