2025年5月24日土曜日

【故障修理】COTEK SK1500-148-PF1 電源入らず

 ブログ読者様からの依頼品です。




このインバータは、パナソニックの蓄電池 LJーSF50A で使われているものだそうです。
過去同様の機種は複数修理しましたが、特殊ROMなので出所が気になっていました。
結果として、自分がヤフオクで購入したものと同じだったので、モヤモヤが消えた感じです。(*´ω`*)

という事で、修理開始。
屋内設置される機器のため、中身は非常にキレイ。
IGBT側
FET側
IGBT確認、2個ほどショートしている模様
FET側確認、左側グループ、ショート。
右側グループ、正常
ヒートシンク外して、破損部品外していきます。
IGBT、2個 ショート2個 OK
ヒューズ、全断
ショートによる基板破損はなさそう
ヒューズ取り付け、
写真では分かりづらいですが、隣のコイルが傾いて取り付けられていたため、苦労しました。
裏面も特に破損することなく完了
FETは右側グループは正常左側グループは4個破損
6個、同等品と交換
取り付け、
ここで、FETによる昇圧と、IGBT駆動信号を確認。
問題なさそうなので、IGBT取り付け。
AC100V出力確認 (^^♪
制御基板、信越シリコーンで固定
組み立て後、以下のテスト実施、問題なし。
【基本動作】
・メインスイッチ   OK(リモート端子にて確認)
・制御基板起動電圧   OK(23.7V)
・電圧によるLED表示  OK
 (赤点滅 41.9V 赤 43.4V 橙 47.8V 緑 56.7V 橙点滅 59.7V 赤点滅、)
・低電圧アラーム&停止 OK(39.0V)(ビープ音なし)
・高電圧アラーム&停止 OK(61.4V)(ビープ音なし)
・AC電圧       OK(103.0V、60.0Hz ⇒ 100W負荷 102.6V、60.0Hz)

【設定機能】
・周波数切替       NG(仕様です)
・パワーセーブ設定     NG(仕様です)
・電圧切替         未確認

【負荷テスト】
・100W負荷テスト   OK(1時間程度)
・温度上昇に伴うファン 未確認
・負荷上昇に伴うファン  OK
・1000W負荷テスト   未確認

2025年5月11日日曜日

フローリングしたら点検口なくなったので、作ってみた(*´ω`*)

前回、エアコンを専用コンセント化すべく、ブレーカーボックス交換しました。
とりあえず、既設ラインをつなぎ込んで、残り13回路。

早速、エアコン専用コンセントをつなぎ込もうとしたら・・・
あっ!
そういえばフローリング張る時に変な切れ込みあったのを思い出す(*´Д`)
あれがブレーカボックス向けの点検口だったんね。

という事で、450mmサイズのやつを買ってきました。
amazonで3000円ちょっと。【amazon購入リンク】

ざっくり柱の位置を確認してマーキング。
丸ノコとノコギリを駆使し、フローリング部分だけカット
板剥がせないので、取っ手穴を先行して開けて引っ張ることにする。
ドリルで加工
下半分とれた。上は釘で固定されているので、更に外していく。
大枠が決まったので、点検口をはめてみたら12mmでは厚みが足りない(*´Д`)
この金具、23mm必要のようだ。

枠は床板に固定する予定だったが、床板もカットしよう
計画変更が発生したので、気分転換に取っ手を加工していく。
付けてみた。
裏はこんな感じ。
天板が出来たので、床板カット。
外枠をはめてみた。ピッタリはまると気持ちいい。
柱までの距離は10mm程度なので、合板挟めば強度的にも問題なさそう。
とりあえず天板はめてみた。
木目がズレていますが、手作りの味ってやつですね(^^♪
合板くるまでは、切れ端で補強。踏み抜くことはないでしょう(*'▽')

2025年4月23日水曜日

専用コンセント必須の家電が増えたので、ブレーカボックス交換してみた

切っ掛けは、昨年夏のエアコン故障。

 店員 「専用コンセントありますか?」

は?、既に付いているので、それを交換するだけなんですけど。

 店員 「専用コンセントない場合はお断りしています。」

うぅぅむ。

ということで、今回のネタはブレーカボックス交換となります。

注1:家庭内の電気配線を変更する場合、電気工事士の資格が必要です。
注2:当家は太陽光発電システムを導入していて、屋内ブレーカボックスの前に遮断機がある構成となっていますない場合、活線作業となりますので専門家にお任せしましょう(^^;)


現状のブレーカボックスはこちら、たったの8回路しかありません。

今後の拡張も考慮し、
 パナソニック コスモパネルコンパクト21
 標準タイプ リミッタスペースなし(50A24+0)
としました。  ※amazonリンク入れときました(*´ω`*)

交換後がこちら、ボックスのサイズは、ほぼ同じ。
ブレーカが小さくなり、コンパクトに収まっています。

【作業模様】
古い家は、どこもこんな感じだと思いますが、幹線の圧着さえできれば、あとは差し込むだけなので、何とかなると思います。

主幹 遮断機を切ってから作業開始。
※太陽光発電システムの関係で、我家は電力メータと分電盤の間にこれが付いています。

電圧が無いことを確認してから配線を外します。

旧ブレーカボックス撤去
圧着端子が付属するので、幹線に取り付け。
土壁で、取り付け場所に苦労しましたが、なんとか固定。
回路番号的には左からですが、今後の配線を考慮し右から埋めてみました。

2024年12月24日火曜日

【故障修理】COTEK SE400-112 バッテリ逆接続破損

 ブログ読者様からの依頼品です。
バッテリ逆接続してしまったそうです。

裏面
リモート端子がついていますが、ボタンだけのCR-8のみで、CR-6非対応
筐体はプラスチック。カバーを外すと簡単に中身にアクセスできる。
旧型機は分解が大変だったが、新型は簡単に基板を取り外すことが出来た。
小型化の弊害で、FETやIGBTへの直接アクセスは困難だが、
裏面からなら簡単にテスト出来る。
ヒューズ断 、まぁ当然ですね(^^;)
FET部、コーティング剥がすのが大変。
ショートや変な抵抗値なし。
同様にIGBT部も問題なし。
制御基板、電源ラインにダイオードが入っており、保護されている。問題なさそう。
設計がいいのか、被害はヒューズだけっぽい。交換していく。
交換完了。
組み立てて動作テスト。
問題なさそうです(*´ω`*)

【基本動作】
・メインスイッチ   OK(メイン、リモート 未確認)
・制御基板起動電圧   OK(9.3V)
・電圧によるLED表示  機能なし
・低電圧アラーム&停止 OK(10.4V)(ビープ音あり)
・高電圧アラーム&停止 OK(16.2V)(ビープ音なし)
・AC電圧    OK(100.2V、50.0Hz ⇒ 100W負荷 100.4V、50.0Hz)
・無負荷時使用電力 5.6W

【設定機能】
・周波数切替     未確認
・パワーセーブ設定  未確認
・電圧切替      未確認

【負荷テスト】
・100W負荷テスト  OK(数時間)
・温度上昇に伴うファン OK
・負荷上昇に伴うファン  OK

2024年12月18日水曜日

【故障修理】MidNite Solar CLASSIC 250 MPPT ソーラー充電コントローラー 修理

 ブログ読者様からの依頼品です。
症状は、「ソーラーパネルから充電時、リレー動作後、液晶暗転」

動作模様は動画にまとめましたが、フォトカプラ破損だったようです。
通常、FET外した状態でも駆動信号出るんですが、片側がよく分からずもやもやしてます。
動作原理分かる方、コメント頂けたら嬉しいです。