2017年1月22日日曜日

【リーフバッテリを使った独立型システム構築】 バッテリ部の配線

リーフのリチウムイオンバッテリを活用した独立システム構築に向け一歩一歩進めています。

過去記事

安心して配線できる環境が出来たのでバッテリを接続していきます。
コンパクトなバッテリなので、銅板で接続します。ホームセンターで1mm厚のものを購入。
適当に採寸しカットします。リーフバッテリの端子は上下がM6、真ん中がM4なのでM6を8枚、M4を4枚作成します。
バッテリブロック間はヒューズを使います。隣り合ったブロックがショートした場合保護してくれます。素人なので安全第一です。
組み上げるとこんな感じになります。真ん中のヒューズはBMSに合わせ60Aとしました。
上段にはバッテリ制御回路を構築します、
 ・配線ケーブルは14sqでも良かったのですが、カッコいいので22sqを選択。
 ・太陽光パネルからの受入/ACインバーターの電圧降下用として100A整流ダイオード(PD1008)。
   ※ 発熱が結構あるようなので、放熱版をどうするか検討中
 ・回路保護/作業時のスイッチとして100Aブレーカースイッチ。
あとはBMS(バッテリマネジメントシステム)を設置しますが、基板のみなので設置方法を検討する必要があります。とりあえず、バランスケーブルだけ取り付けたいと思います。コネクタを接続し、
バッテリと接続します。これで8セルリチウムイオン電池として使えるようになりました。ラジコン用の充電器で充電可能です。
バッテリチェッカーにて31.68V、リポ読みで74%、HVリポ読みで75%でした。リーフバッテリとは特性が異なるでしょうが、目安程度には使えそうです。
このバッテリチェッカーは高機能で、セル間電圧も一発で分かります。
最大セル
最小セル

2017年1月21日土曜日

【リーフバッテリを使った独立型システム構築】 絶縁版の制作

リーフのリチウムイオンバッテリを活用した独立型太陽光システム構築に向け一歩一歩進めています。

過去記事

リーフバッテリが棚に固定されたので配線作業に進めたいのですが、何かの拍子に本体の金属と接触しそうで怖い感じがします。
そこで、ホームセンターで塩ビ板を購入してみました。厚さ2mmのデラックス版です。(^^;
エイヤッと勢いで加工。手作業なので結構時間がかかりましたが、まぁまぁの出来栄えです。
取り付けた状態がこちら。明日は配線できるかな?

2017年1月9日月曜日

【リーフバッテリを使った独立型システム構築】 バッテリ収納箱の制作

リーフのリチウムイオンバッテリを活用した独立型太陽光システム構築に向け一歩一歩進めています。

過去記事
 ・リーフバッテリ購入、システム電圧の選定
 ・COTEK SP700-124インバータ購入。ちょっと見当違い。

リーフバッテリは色々な資料を見るかぎり積み重ねて使うようですが、中古リーフバッテリは少し膨らんでいるのでお腹があたってしまいます。そこでスペーサで隙間を作り重ねてみました。
リーフバッテリは上+と下+の2種類あるのですが、2並列×4直列としたいので、上上下下上上下下と重ねていきます。本棚がベースなので300mmしかなく少しはみ出しています。専用の部屋に設置するわけではないので、端子周りをカバーする仕組みを考えなければいけません。
背面
まだまだやることは山積みですが、ゆっくり進めていこうと思います。

2017年1月7日土曜日

正弦波インバーター COTEK SP700-124

COTEK製24V仕様の正弦波インバーターです。リーフバッテリを活用した独立システム構築に向け一歩一歩進めています。

700VAと微妙な容量ですが、パソコン向けには十分でしょう。
正面
 ・コンセント2個
 ・ディップスイッチ
   電圧選択 100/110/115/120V
   周波数 50/60Hz
   パワーセービングモード On./Off
 ※ 消費電量が基準値を下回ると電源を停止する機能。隣のトリムで調整しますが、最小でも20W以下で停止してしまうので用途が限られます。
 ・運転状態LED
 ・TRCコネクタ 別売の商用電源切替器 TR40を使用するときに使います。

上面
背面
  ・DC入力
  ・リモートコネクタ 別売のCR-8やCR-16を接続します。
  ・リモートターミナル センサーなどでOn/Offするときに使います。
電源ケーブルですが、GTIで作成したものが使えました。
(ケーブル5.5sq、49A、コネクタ XT60 60A)
マニュアルによるとインラインヒューズ 80A以上なので少し容量不足ですが、バッテリ側ヒューズが15Aなので問題無しです。
バッテリに接続してみたところ、無負荷状態で
 DC電圧 25.37V
 DC電流 0.54A
 DC電力 13.8W
となりました。300Wインバーターの約5Wと比べるとかなり大きいです。太陽光パネル300W程度では割に合わないので利用時のみ使うこととします。

最後にマニュアルを見ていてビックリしたのがこれ、諸元では21~33Vとありましたが実利用では21~32Vに収める必要があります。実際にシステムを組んでみないと何とも言えませんが、ケーブル等による電圧降下で問題ないかもしれません。

2017年1月4日水曜日

ベランダ発電所(グリットタイインバーター) 12月実績

ベランダ設置の300Wパネルで待機電力をカバーしています。

新GTI導入で安定稼働していましたが、12/30より少しお休みしています。

総発電量 24.65Kwh(発電 25.98KWh、機器消費 1.33KWh)

昨年と同等の発電となっています。

日射量との関係(10日毎に色を青→黄→赤と変えています。)

12月実績

年間発電にほとんど寄与しない時期ですが、わずかながらに発電しています。

総発電量 378KWh

1KWあたり発電量 30.10KWh、1日平均発電量0.97KWh
日照時間(羽茂)は平年比 117.4%、新潟市の日射量は平年比 104.4%となっています。

新潟市日射量

発電量推移

パワコンの動作状況
7~17時の1時間毎発電量を元にパワコンの稼働率を求め、累積グラフにしました。
 1号発電所 最大 57% 平均   9.5%
 2号発電所 最大 69% 平均  14.5% 最大発電 0時間

2017年1月3日火曜日

日産リーフのバッテリなんていかが?

ここに来て急に身近になった感のあるあるリーフのリチウムイオンバッテリです。

一枚でこの大きさ。オートモーティブエナジーサプライ社製で、3.75V 32.5Ahのパックが2並列×2直列の状態で入っています。ラジコンの世界でいう2Sバッテリの巨大なものです。
これで500Whと車用鉛バッテリ1個分の容量があります。鉛バッテリの実運用容量が1/3程度であることを考えると3個分の価値があります。

電圧は全て3.95Vでそろっていました。諸元の放電特性を考えると80%程度の充電状態のようです。

これを使って独立系システムを構築するのですが、既存のACインバーターは鉛バッテリ基準のため、なかなか一致しません。

一般的なインバータとCOTEK製で検討。

バッテリ電圧は電流で変わりますが、48Vシステムでは20A程度なので、こちらを中心に考えました。
※インバータによっては使えない可能性の高いエリアを黄色で追記。

一般的なインバータ
12V
10.5~15V
24V
21~30V
48V
42~60V

COTEK製インバータ
12V10.5~16V
24V21~32V
48V42~64V

DENRYO製 DC-AC正弦波インバータDIAsine(GD300)対応表