2021年2月3日水曜日

【故障修理】RELIABLE INVERTER 72V 3000W その2

ブログ更新をサボっていたので、多少記憶違いもあると思いますが修理完了にむけまとめてみました。

 前回までのあらすじ
・58V 10Aヒューズ 6/8破損。
・IGBT、FETともショート状態。

先ずはヒューズ交換。
元は58V 10A 2個ですが、手に入らなかったので80V 20A 1個と交換。


次にIGBT,FET、IGBT制御基板の確認。 IGBT 2/4、FET 6/8が破損
正常に見えるやつも怪しいので、制御基板のフォトカプラ TLP250も含め交換します。

調べて分かったのですが、このインバータで使われているIGBT、FETのゲート電圧は低いものらしい。手持ちのICテスタで測定できたのでメモ。

先ずはフォトカプラ交換。AT350にしました。
EG8010マイコン Datasheetはインバー向けのもので、中華系ではよくつかわれているようです。
IC単体含め、制御基板としても売っているようですが複数のバージョンがあるようで選定時は注意が必要です。
IGBT、FETは同じもの。
交換後の動作確認、
1 NG
2 OK
3 NG
4 OK
5 NG
6 OK
7 OK
8 OK
この信号は近くのトランジスタから来ているのですが、たどっていくと・・・
 10Ω抵抗の焼損を確認 ⇒ 同等品に交換
全て正常となり、昇圧電圧も問題なし。

つづく

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