2020年10月7日水曜日

【故障修理】COTEK SK1000-124 24V 1000W 100V その1

こちらもブログ読者様からのお預かり品です。

症状は、
・起動すると下段LEDが緑点滅し、30秒ほどで出力停止。

この症状は初めてのなのですが、幸いにも手持ちのDENRYO SK-1000-124 24V 1000Wと同じだったので入れ替えて正常動作。制御基板不良を確認(*´ω`*)
起動後30秒間は100Vが出力されていますので、昇圧段やIGBTの制御回路は正常と思われます。
そうなると、マイコンに入力されるセンサ回路まわりが怪しい。
マイコンの+5Vや、アナログの+12Vラインは正常範囲。
全体としての動作は別として、デジタル入力、アナログ入力も特に差異は見つからず。
Pin13 RC2はIGBT周りの元信号かな?
大まかな回路構成が分かったので、細かな動作を確認します。
上が故障基板、下が正常基板
序盤は同じですが、Ch4の信号が止まっているのが原因の様です。
この信号、最初はパルス状なんですが、
途中から幅が変わっています。2904を通じて電流判定回路にも影響しているようなので気になる。


同じ症状の修理履歴がないかと辿ったところ1件発見。
マイコンのリセットで直ったとか、負荷センサを誤魔化してリセット出来たとか、いまいち信憑性に欠ける内容しかなく、肝心の修理方法は後でアップするよって感じで終わっている。

正直手詰まり状態。もう駄目かな・・・( ;∀;)
もう一度他の部分も確認してみよう。

おまけ
もう少し細かく見てみた。大まかな制御タイミングは同じだが、ここだけは意味不明。
Ch4と連動して動いている場所が見つかればいけるかも。厳しいな。


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