2018年9月7日金曜日

【話題】三菱 i-MiEV LEV50 ユニット 容量確認してみました その2

前回は4.2V充電停止で実験しましたが、今回は4.1V充電(充電停止 0.5A)を試してみました。

充電器はこちらKX-210L。4.1V×8セルなので32.8V、5Aで充電しました。

放電は前回同様にGTIで20Aとし可能な限りメーカーの2.75Vに近づけてみたいと思います。過放電はバッテリによくないのですが、どのくらい差が出るのか気になったので一回限りの実験ということでチャレンジです。
結果としては、2.83Vまで放電し43Ah 残容量 86%となりました。
放電停止電圧3.3Vと2.8Vの差分は1~2Ah程度と思われるので、
  4.2V即時充電停止と4.1V0.5A充電停止の差分は4~5Ah
と考えられます。推測になりますが、4.1V充電は連続充電での条件なので、リチウムイオン電池が苦手とするトリクル充電による過充電を想定し本来の容量よりも余裕を持たせているのではないでしょうか?

今回の実験で4.1Vでも連続充電(トリクル充電)していると結構入ることが分かりました。普段使うBMSは設定電圧(4.20V)で充電停止、設定電圧(4.05V)で充電復活なので4.2V充電での運用も可能ですが、CMUを活用する場合などバッテリの両端電圧しか監視していない場合は4.1V充電が良さそうです。

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