2017年11月23日木曜日

【リーフバッテリDIY】可搬型電源の製作 内部組み立て⇒完成

前回に引き続き、可搬型電顕の制作です。過去のリーフDIY記事はこちら

ケース内側にはリベットの凸凹があるので、補強を兼ねて合板を敷きます。
立てたときも考慮し、サイドもしっかり補強。
上記写真にはバッテリ3枚入っていますが、重くて持ち運びに困ると考え2枚としました。ただし、3枚構成も考慮し1枚分のスペースは緩衝材で確保します。
12V仕様のDENRYO製 DC-AC正弦波インバータDIAsine(GD300)が余っているのも理由の一つです^^;

インバータはすぐに決まりましたが、BMSは適当なものが見当たりません。

最終的に決めたのがこちら、「LLT-4s080A2」4S 80A BMSです。
仕様的に、上限4.25Vは良いのですが、下限が2.5V遮断、3.0V復帰となっており、リーフバッテリとしては低すぎます。とはいえ、干上がるよりは増しなので、個別設定可能なBMSが出るまでの代替とします。

組み立てしていてヤバかったのがこちら。このBMSはピン配置が逆になっているのですが、メーカーが通常のバランスコネクタを添付してしまったようで、危うく燃えるところでした。上記配線図となんか違うなぁと気が付いたため難を逃れました。
あとは一気に配線です。
20Aで充電してみました。バッテリ容量が約43Ahなので2時間程度で充電可能です。ボトルネックはブレーカなので場合によっては容量を増やしても良いかもしれません。
上蓋を固定して完成です。インバータを使う場合はこちらのスイッチを入れます。
緑のスイッチで電圧計、シガレットコネクタに給電されます。
通常よりも電圧が高いので、12/24V兼用バージョンを使う必要があります
14.0V(1セル 3.5V)まで、AC負荷で放電したところ0.54KWhありました。
DC-ACインバータの変換効率が90%ですのでDC部は0.6KWh使えそうです。
 追記:その後の充電で45Ah入りました。

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