2016年10月18日火曜日

BigBlue 28W ソーラーチャージャー を改造してみた

大容量でコンパクトと申し分ないBigBlue 28Wですが、通常時はモバイルバッテリーで十分なので出番がありません。そこで独立系で使えるように改造できるかチャレンジしてみました。

中身を見るべく、糸を解いてみます。

スポンジが一枚入っていましたが、邪魔なので破いてしまいました。パネル裏の分は残してあるので機能上は問題ないでしょう。裏からネジ4本で止まっているので外します。

ケース内はネジ3本

コンバータは2個入っていて、
・YF1205(300KHz, 4A / 23V Step-Down Converter)
  入力範囲 4.2V to 23V
・TD1583(3A 380KHz 28V PWM Buck DC/DC Converter)
  入力範囲 3.6V to 28V

裏のチップはオペアンプなのでこれでリセットを掛けているのかな?

何も考えず、エイヤっと引き出します。

電圧を測ってみてビックリ! 無負荷時で7.8Vしか出ていません。
1列6セル×4列 × 0.6V = 14.4V
ではないのか?

再度セルの接続を確認したところこうなっていました。


解放電圧14.4Vは12Vバッテリの充電としては不十分なので、並列にして日陰の影響を最小限に抑えているようです。

最初セルの配線も変更しようかと思いましたが、並列の利点も捨てがたいので、このまま使う方法を考えます。



とりあえず手持ちのステップアップモジュールを使います。
 

仕様
 LM2577S非絶縁型モジュール
 入力電圧:直流3~34V
 出力電圧:DC 4-35V(連続的に調整)
 入力電流:3A(最大)
 出力電流:2.5A(最大)

Vmpである6.0Vで動作したとしても18Wしか通せませんので、明らかに容量オーバーですが、実験ということで進めます。

結果は、出力電圧32Vで10Wほど取ることが出来ました。大成功です。

大容量タイプが見つかったら再度実験してみたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿